亥谷山・ヒヨ山


亥谷山・ヒヨ山
亥谷山・ヒヨ山

【日 時】2006年12月24日(日)
【天 候】
【山 名】亥谷山(688m)・ヒヨ山(551m)
【山 域】尾鷲(三重)
【ルート】 (8:40)ヒヨ山コース登山口--(10:45)ヒヨ山--(11:45)亥谷山--
(12:50)ヒヨ山--(13:45)ヒヨ山コース登山口
【所要時間】5時間05分
【メンバー 】単独


2007年干支の山、尾鷲市賀田の亥谷山に向かう。朝5時過ぎの家を出る。R42を南下して、尾鷲のコンビニで食料を仕入れる。矢の川トンネルを抜け、左折して坂を下り賀田に向かう。輪中中学校を左折する。巡視路コースは以前行ったことがある。道なりに進み、巡視路コース分岐から数十M進むとヒヨ山コース登山口の標識がある。墓地の反対側の駐車スペースに車を停め、身支度を整える。

快晴で朝日が賀田湾に映える。ペットのガイアを左に見る。「ようこそ賀田亥谷山へ」の標識から谷の左岸に渡る。生簀のような物がありその裏から植林帯に入る。直ぐに堰堤を左に見る。踏み跡が薄くどうも取り付きを間違えたようだ。林作業用の踏み跡が延びている。ウラジロの密生域を避けながら適当に高見を目指す。急な坂を暫く登ると尾根に出た。ハッキリした踏み跡になり忠実に尾根を辿る。急坂を登ると標識が現れ、左に曲がる。平坦な道となり、大きく切り開けた所に出る。山の端に亥谷山山頂を通る送電路が望まれる。

トラバースの中間に東紀州10マウンテン会の標識がある。植林隊に入り右に曲がり急な登りとなる。登り詰めたところがタノヒラ峠。此処からケーブルが尾根に延び、凡そ、このケーブル沿いに進むことになる。植林に常緑の自然林が混じり、視界は無い。急坂を登り、ピークに達する。苔むした石と落ち葉の中に比獻峠と書かれた青色の標杭やヒヨ山の標識がある。此処も木立に囲まれ視界は無い。暫し休憩する。

亥谷山まで3Kの標識を見る。常緑の自然林が多くなる。2つ程アップダウンを繰り返す。平坦な尾根道を快適に進む。傾斜が増すと岩場が現れ、ロープも混じる。東に向いたバーアンテナ施設が現れる。下からのケーブルは此処で終わる。開けた所に出て振り返ると八鬼山が望まれた。傾斜が緩み、アンテナ施設が現れるが此方は山頂側からケーブルが延びていた。主稜線に達し左に曲がり鞍部に降りる。木の間から北側の景観が垣間見られる。梯子を登ると山頂に出る。
朝日の賀田 八鬼山
朝日の賀田
八鬼山
三角点があり、送電路が頭上を走る。西には対面にゲジョ山が鎮座し、北には高峰山のアンテナ施設が 望まれる。東には賀田湾が湾曲し深い入江を成している。取り付きを間違え、意外に時間を要してしまった。暖かい陽射しで、草叢に横になりユックリと寛ぐ。
ゲジョ山 亥谷山山頂
ゲジョ山
亥谷山山頂
帰路は来た道を辿る。トラバース道から下は標識があり、シッカリした登山道があった。堰堤の右岸には猪避けの石垣もあった。車のところに戻る。賀田には学生時代の友人も住んでいるはずだが、草臥れたのでまたの機会に訪ねてみたい。JR駅に立ち寄り、港から渡鳥の声を聞きながら亥谷山・ヒヨ山をカメラに収める。


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