白鳥山・大峠・夏焼城ヶ山


白鳥山帝岩から津具の街を望む
白鳥山帝岩から津具の街を望む

【日 時】2007年 3月 4日(日)
【天 候】
【山 名】白鳥山(968m)・大峠(953m)・夏焼城ヶ山(889m)
【山 域】奥三河(愛知)
【ルート】 (7:00)白鳥神社--(7:45)白鳥山--(8:40)白鳥神社==
(9:00)大峠登山口--(10:05)大峠--(11:30)大峠登山口==
(12:20)馬野登山口--(13:00)夏焼城ヶ山--(13:35)馬野登山口
【所要時間】1時間45分・2時間30分・1時間25分
【メンバー 】単独


白鳥山と大峠は津具川を挟んで対峙する山である。白鳥神社で車中泊したが、月が明る過ぎてよく寝れなかった。

朝食を済ませ身支度を整え出発する。階段を登り神社の右手から登り始める。神社にはトイレがあった。直ぐに分岐になるが、左のルートを採る。植林帯の中を進み、谷を渡る。暗い植林帯の中をトラバース気味に登って行く。尾根に乗り右に曲がって少し下る。登り返す辺りから岩場の混じる道となる。水晶岩からは山頂までは一投足。頂上は切り立った岩場の上にあり茶臼山方面が望まれた。

先に進むと右に帝岩がある。ここからは南側の視界が開け津具の街・大峠・古町高山・明神山など奥三河の山々が望まれる。少し進むと池があり右折すると一気の下りになる。仏岩からこれから登る大峠のへのアプローチを俯瞰する。岩場の右にルートを採る。尾根沿いに所々分岐があるが、テープを確認しながら下る。植林帯に入り、谷を2つ渡り、トラバース気味に戻り白鳥神社に着く。車のところに戻ると、フロントには杉花粉が埃の様に覆っていた。
白鳥山 白鳥山山頂
白鳥山
白鳥山山頂
林道を下り県道427を横切り津具川を渡って県道80に出る。林道に入り右に墓地を見て索道のある登山口に着く。道路脇に車を停めて出発する。

薄暗い植林の中の窪んだ古道を谷沿いに辿る。暫く進むと谷から離れ、索道沿いに枝打ちされた枝が散乱して道路を塞いでいる。本日は日曜で索道には運搬機が繋がりまだ作業中で後始末はされていない様子だった。伐木帯を越えると広い道が続く。真久峠の手前には苔むした馬頭観音の石像があった。右に曲がると鉄塔下に出る。このコース唯一の展望の利く場所で津具の街が望まれ、その背後に天狗棚が鎮座していた。再度植林帯に入る。時々木の間から白鳥山が見える。急坂をジグザグに登って行く。尾根に出ると右に桧の植林、左は自然林となり、意外に明るさを感じた。アップダウンのルートで880pはpを左に見るように山腹を捲いている。

山頂は木立に囲まれ薄暗く視界はない。三等三角点をカメラに収め、880pまで戻り休憩タイムとなる。来た道を辿り、最後は索道沿いに下り、車のところに戻る。
大峠 運搬機
大峠
運搬機
県道80を北西に進み、馬野から林道に入る。馬野登山口の谷脇に車を停め出発する。城ヶ山遊歩道の案内板がある。青いのり面の脇から登り、直ぐまた林道に出て山道に入る。少し登ると左に開けたところに出る。杉の木には花粉が沢山乗っている様に見える。植林帯に入ると、急坂になる。上部になると松が現れる。水場があり清水と書かれた標識がある。陽射しが強く風も無く汗が吹き出る。

山頂は広場になっており、ベンチやビニールのようなもので囲まれた小屋もある。稲武の街やゴルフ場・恵那山・大川入山・蛇峠山が展望まれる。残念ながら御岳までの視界はなかった。来た道を辿り車のところに戻る。
城ヶ山山頂標識 稲武の街を望む
城ヶ山山頂標識
稲武の街を望む
着替えをして琵琶湖マラソンを聞きながら家路に就く。日曜日で香嵐渓は人で賑わっていた。幸いにも、渋滞には遭わなかった。今回は奥三河の県道80沿いの山旅だったが、三重中部からは遠くに感じられた。人にも殆ど会わず静かな山旅を味わうことができた。


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