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【日 時】 | 2007年 4月21日(土) |
【天 候】 | 晴 |
【山 名】 | 住塚山(1009m)・亀山(649m) |
【山 域】 | 曽爾(奈良) |
【ルート】 |
(10:30)屏風岩公苑--(11:40)住塚山--(12:30)屏風岩公苑== (14:10)亀池駐車場--(15:00)亀山--(15:25)亀池駐車場 |
【所要時間】 | 2時間00分・1時間15分 |
【メンバー 】 | 五人 |
南紀の友人から吉野の桜は国道が不通で行けなくなったので、他に手頃な山はないか、とのメールが入った。同じ趣向の桜ということで屏風岩公苑を案内することになった。御杖の道の駅で待ち合わせて挨拶をして一台の車に乗り込む。R369から長野に入り、中学校を見て案内に従う。道なりに高度を揚げ、公苑駐車場に車を停める。代金¥500。駐車場の人が屏風岩の上部を歩くコースがあると説明してくれた。住塚山に登って帰ってきてから花を見ながら昼食を摂ることにする。 身支度を整え出発する。ネットでは「咲き始め」だったが、「散り始め30%」が正解で盛期は過ぎていた。人は思ったより少な目で、柱状節理の岩間にはもう躑躅が咲いていた。夜桜のライトアップの設備の広場があり、東側の展望の利くところにもベンチが設けられていた。暫し、撮影タイムとなる。 案内に従い、伐木され南の展望が開けるところに出る。「住塚山山頂1K」の標識を見て植林帯に入ると、急斜面が続く。ジグザグに切られた見通しのない植林帯の中を登る。山稜に出て、女性陣が休憩タイムを申請。室生寺・住塚山・国見山の標識と逆方向にも登山道の表示があり、屏風岩上ルートも一般的な道のようだ。 先ずは住塚山に向かう。右に植林帯、左が自然林の稜線道となる。ギンリョウソウ、ヤマボウシの花やツツドリの声を聞きながら進む。女性陣は話は賑やかだが足元は覚束ない。 二等三角点の住塚山頂からは北には国見山が、東には屏風岩のギザギザの稜線が指呼の間に望まれる。対岸には倶留尊山・日本ボソ、亀池、古光山が望まれ、その背後に大洞・伊賀富士がヒョッコリ頭を出している。ここから見る高見山はなだらかな山稜を成し、三峰・学能堂山などに稜線を連ねていた。
長野まで降り、川沿いに県道を名張に向かい、鎧岩を見て、葛で青蓮寺川を渡る。曽爾高原ファームガーデンを左に見る。亀池の駐車場に車を停め、身支度を整え出発する。 曽爾高原は三月に野焼きがあり、焼けた草と新芽が一面に広がっていた。ベンチ近くの松も焦げていた。山の急斜面で数人の人が山菜を採っていた。日本ボソには行かず。稜線に出ると北風がやや強く吹いていた。亀山手前のピークで休憩する。 眼下には亀池と赤い屋根の国立曽爾少年自然の家が目を惹く。先ほど登った屏風岩・住塚山や国見・鎧・冑・香落渓が、東には大洞、伊賀富士、三峰、学能堂、修験業などが望まれる。野焼きの延焼で亀山付近の植林には焦げ跡があった。学生の合宿がある様子で、少年自然の家から拡声音が聞こえていた。下りに掛かる。女性陣は駐車場のお祖母さんに何の山菜か聞いていた。
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