御在所・国見岳


天狗岩
天狗岩

【日 時】2007年 4月29日(日)
【天 候】
【山 名】御在所(1212m)・国見岳(1165m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (8:05)中道登山口--(9:00)キレット--(10:05)御在所--
(10:55)国見岳--(12:20)重ね岩--(13:50)藤内小屋--(14:40)中道登山口
【所要時間】6時間35分
【メンバー 】二人


御在所のアカヤシオ詣ではGWの定番である。今年は暖かったので、GWの前半に出掛けることにする。6時に家を出発して、8時前に旧料金所に着いたが既に道路脇には車が並んでいた。山の家を過ぎたところに車を停め、身支度を整え出発する。 本谷を左に見送り、いつものザラついた急坂を登って行く。裏道からのバイパスルートを確認。ロープウェーの下を通過するが、まだ稼動していなかった。負バレ石で小休憩。人が多くなってきた。

地蔵岩下の岩場でロープウェーが動き出した。キレットでは人が固まり渋滞していた。アカヤシオはこの辺りまでで、前日の風雨で花弁は萎れていた。人が掃けるのを待ってキレット通過。一気の急坂で皆、所々で休憩を取っている。考えていた程の人出はなく、立岩はスンナリ通過できた。テーブル状の岩の上で休憩する。いつもこの辺りは満面にアカヤシオが広がるが、今は全くの裸木状態だった。

山頂の展望台から湯ノ山温泉、鎌ヶ岳をカメラに収める。下方に本谷を遡行してきた登山者が見える。山頂広場も花はまだまだの様子だった。昨年で終了したカモシカセンターは、施設の解体が始まっているように見えた。
国見岳から御在所 御在所から鎌ヶ岳
国見岳から御在所
御在所から鎌ヶ岳
三国岳に向かう。緩く下り、谷を横切り、三国峠に着く。裏道を右に見て、稜線の登り返しとなる。笹の潅木帯を抜けると砂地に出る。振り返ると一気に落ち込んだ御在所の岩場が飛び込んでくる。登り詰めると傾斜が緩む。国見尾根を右に、石門を左に見る。

三国岳山頂は10名前後の人が居た。岩の上から雨乞・イブネ・釈迦などをカメラに収める。腰を下ろして昼食タイムとなるが、入代り立代り人がやって来て賑やかだ。
御在所から国見 国見から釈迦
御在所から国見
国見から釈迦
石門に立ち寄る。二つの石が門をなしその上に乗った大岩の上で二人が寛いでいた。アカヤシオが盛期の時は格好の寛ぎ場所になりそうだ。

国見尾根を下る。私にとって始めてのコースである。平坦な潅木帯を過ぎると岩場の混じる急坂になる。細めの大岩の頂きに人が乗っている。挑戦して見る。見た目ほど難しくないが高度感はタップリ。更に下ると本コースのハイライト、天狗岩・ゆるぎ岩となる。右から回り込んで天狗岩に立つ。オーバーハングしており下から見る方が怖さを覚える。
石門 天狗岩
石門
天狗岩
この辺りから藤内壁の全貌が望まれ、登攀中のクライマーが3〜4組確認できる。タムシバ・バイカオウレン・ショウジョウバカマが咲いているが、カメラが電池切れになってしまった。急な尾根を一気に下り岳不動の分岐を左に見て大岩から裏道側に下る。

トラバース気味に下降した後、ザレ目の一気の下りとなる。躑躅とアカヤシオが満開。裏道に合流すると人が多くなる。谷に若いカモシカが現れる。藤内小屋で小憩。

中道へのルートを見落とし、そのまま日向小屋からR477まで降りてしまう。緩いとはいえ国道の登り返しは堪える。車のところまで戻り、着替えを済ませ、帰宅となる。

アカヤシオの見頃はGWの終わりくらいか?タムシバ・バイカオウレンなども咲き揃い、春爛漫の花の時節は近い。



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