宮指路岳


宮指路岳
宮指路岳

【日 時】2007年 5月27日(日)
【天 候】
【山 名】宮指路岳(946m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (10:05)大石橋--松ノ木谷--(12:30)重ね岩--(13:10)イワクラ尾根分岐--
(14:45)宮指路岳--(16:35)大石橋
【所要時間】6時間30分
【メンバー 】単独


試験や親類の葬儀などがあり、一ヶ月近く山から遠ざかってしまった。御在所の本谷を遡行する予定で出掛けるが、黄砂で視界が優れない。大石橋から松ノ木沢を遡行し、イワクラ尾根から鈴鹿主脈に乗り宮指路岳の周回コースに変更する。松ノ木沢遡行、水沢峠〜宮指路岳の部分は私にとって未踏のルートである。鈴鹿IC方面の赤門を右に見て左折して山側に向かう。小岐須の集落の南の御幣川に沿って進む。小岐須渓谷山の家の駐車場は車で一杯になっていた。暫く進むと橋が現れ大石橋を確認。先客がいるが、橋の袂に車を止め出発する。

駐車場の左岸にテープがあったので、ここから取り付く。少し登って、谷底から6〜8Mの高い位置に薄い踏み跡があり、足場は良くない。堰堤を越え、窯跡を見て谷底に降りる。渡渉して少し進むと林道に出る。「間伐は健全な森林を造るための大切な作業です 鈴鹿市」「カネボウラクトン 幼齢木ネット」などの看板がある。林道終点から渡渉し、少し登ると作業小屋がある。

小滝と窯跡を見て、大岩谷分岐辺りまではシッカリした道が続く。斜瀑を見て暫く遡行すると、二股になる。谷の前方は岩壁でテープも途切れる。左俣に進むがこちらも同様の様相になった。道を失ったと考え、横断していた金網に沿って西に進み、そこから尾根を辿る。幸い木は密生しておらず、岩の混じる傾斜を木を掴みながら登る。イワクラ尾根の南に派生する尾根に出る。右手前方に主尾根の鞍部が望まれ、谷の芯を可也外してしまったことが判る。痩せた所も混じる尾根を辿ると、平坦な尾根が横切る。主尾根かと思ったがまだ先だった。やや急な坂を登りピークに出ると見覚えのあるイワクラ尾根にでた。すぐ先に重ね岩も頭を出している。
窯跡 斜瀑
窯跡
斜瀑
3月に来た時は重ね岩の背後の樹林帯は裸木だったが、スッカリ緑の海に変身してしまった。岩の周辺を徘徊するが、頂点には立てない。展望の利く岩場から重ね岩、入道ヶ岳をカメラに収める。
重ね岩 重ね岩、入道ヶ岳
重ね岩
重ね岩、入道ヶ岳
降り切った鞍部がイワクラ谷分岐で南に大岩谷、北に奥ノ谷が落ちている。小憩していると単独行と行き交う。登り返して鈴鹿主尾根に出る。南に向かう。

ここからは快適な平坦な道が延びる。足元にはシロヤシオの落下花が散乱している。日陰の緑の所々に咲くレンゲツツジの赤鮮色が目を惹く。ベニドウダン、イワカガミも咲き梅雨を控える季節になってしまったようだ。

緩いピークを越えると台形の宮指路岳が現れ、高円山のアンテナ施設が真近になる。この辺りレンゲツツジが多い。降り切った鞍部が小岐須峠。急坂の登り返しとなる。

西風が強く馬の背の先には行けず。山頂から少し降るが風が強いので本日はここまでとする。三体仏岩、東海展望などを巡りながらヤケキ谷コースを下る。タンタンと降り林道に出る。これが松ノ木谷林道だった。大石橋の車のところに戻る。
三体仏岩 東海展望
三体仏岩
東海展望

レンゲツツジ
落下花シロヤシオ

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