黒檜山


黒檜山登山道から大沼を望む
黒檜山登山道から大沼を望む

【日 時】2007年10月 5日(金)
【天 候】曇り
【山 名】黒檜山(1828m)・駒ケ岳(1685m)
【山 域】赤城(群馬)
【ルート】 (7:40)黒檜山登山口--(9:10)黒檜山--(10:10)駒ケ岳--(11:05)大沼
【所要時間】3時間25分
【メンバー 】二人


前夜、渋川から赤城山に向かうとガスが濃くなり、雨も降り出した。地蔵岳スキー場の駐車場で食事を摂り睡眠に掛かる。が、暫くすると、群れをなした車が来て駐車場で急ハンドルを切りながら何やらパフォーマンスを始めた。小沼に移動するが霧が濃く駐車場が判別できない。仕方が無いので湖畔のボート乗場まで降りたところで、車中泊とする。私は直ぐ眠りに入ったが、家内の話では12時頃までパフォーマンスしていたとのこと。

朝起きてみると雨が降っていた。前線が通過する午前中雨が残るところもあるが、一旦晴れれば雨の降ることはない、との予報だったので、雨が上がるまで待つことにする。7時頃には雨も上がり青空も覗いた。赤城神社からは大沼を挟んで地蔵岳が望まれる。黒檜山登山口手前の道路脇に車を停める。雨後の為下の雨具を装着して出発する。

道は意外に広く、朝露はあまり気にならない。白樺の林の中に石と木の根の混じる一気の急坂が続く。猫岩の手前から視界が開け眼下に大沼・赤城神社・地蔵岳が望まれる。樹林帯に入り急坂を黙々と登って行く。駒ケ岳が右手に望まれ、稜線が近くに感じられるが、意外と時間が掛かる。稜線に出ると山頂まで0.1kの標識がある。

三等三角点の山頂は広場になっているが木立で眺望はイマイチ。東側に見えるのは袈裟丸の連山だろうか。雨上がりで関東平野方面は眩しい雲海が漂っている。
黒檜山山頂 袈裟丸の連山
黒檜山山頂
袈裟丸の連山
分岐まで戻り少し南下すると黒檜大神の祠がある。大沼の眺望を期待していたがガスが流れ始め、小沼が望める程度になった。木梯子の一気の下りとなる。鞍部から笹原となり少し登り返したところが大ダルミ。道端にはリンドウが咲いている。樹林帯に入り木梯子の急坂を登り返すと駒ケ岳に達する。雲で遠望は利かないが眼下から東に流れる谷が延びている。

三人の登山者と行き交う。笹原から小沼が俯瞰できる。急坂には鉄梯子が掛けられている。林の中にジグザグの道が続く。自動車の音が近づき車道に飛び出る。関東ふれあい道の区間はよく整備されていた。国民宿舎からマイクの音が聞こえていたが、若者がドッジボールのような競技をしていた。駐車場は3台増えており、二組の登山者が登って行った。
駒ケ岳 小沼
駒ケ岳
小沼
北に向かい、片品で温泉に浸り、コンビニで食料を調達する。炉脇の露店でトマトを買って、菅沼の白根山登山口で車中泊となる。


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