男体山


男体山から中禅寺湖を望む
男体山から中禅寺湖を望む

【日 時】2007年10月 7日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】男体山(2484m)
【山 域】日光(栃木)
【ルート】 (6:25)志津峠--(7:50)五合目--(9:10)男体山--(12:10)志津峠
【所要時間】5時間45分
【メンバー 】二人


前日、志津峠に到着した時、日は暮れていた。交差路手前の路脇に車を停め、暗がりで湯を沸かす。食事を済ませ睡眠に掛かるが、直ぐに車がやって来た。この夜も満天の星空だったが、前日ほどの冷え込みは感じなかった。5時半頃起床し、身支度を整え出発する。

連休の中日で路脇は満員の盛況だ。大真中子の分岐から少し行くと男体山と書かれた古い標識がある。少し進むとログハウスの志津小屋がありテントがひと張りあった。二荒神社志津宮の社がある。一合目の標識から原生林になる。二合目の標識から100mほどはザレたところを通る。振り返れば太郎山が目に飛び込んでくる。原生林の中を淡々と進む。この辺りの合目の間隔は10分だった。五合目の下で小憩して朝食とする。
志津小屋 太郎山
志津小屋
太郎山
原生林から赤いガレ場に出る。女峰山・大真中子山が現れ、七合目に達する。朝の冷え込みで霜柱が残っている。ここからザレたところがありトラロープも現れ急坂になる。八合目からは傾斜が緩み、山頂の一角に達した勘を持つ。低木帯となり視界も広がり山頂漫歩の様相を呈する。東側は雲が掛かっているが西側は雲一つ無く、前日登った白根山も望まれる。小ピークの9合目を越える。山頂から西に連なる尾根に祠が見えるがその先は岩壁となっていた。

三角点横の大岩には天に向かって剣が刺さっている。木槌で鐘を叩くと耳に響く。男体山奥宮の横には銅像がある。西に張り出した尾根の祠のあるところまで下る。ここからの眺望は素晴らしい。眼下に中禅寺湖、遥か彼方の雲の上に富士山も望まれる。紅葉の中に赤ガレが混じり、背後に白根山とその連嶺が展がる。奥社横の端で景観を楽しみながら昼食タイムとなる。
女峰山・大真中子山 剣
女峰山・大真中子山
中宮からの登山者も加わり人が増え始めた。ジョギングで登ってくる人も居る。来た道を辿る。志津峠ルートは人は少ないと考えていたが、沢山の人が登っていた。小屋には大きなザックのグループがいたが女峰山からの縦走だろうか?車のところに戻る。

路脇のスペースには車がギッシリ並んでいた。片品の道端の露店で家内が買い物。沼田に出て草津に向かうが15時を廻ったので、草津白根山は諦め、帰途に就く。渋川温泉に浸り、坂下の道の駅で車中泊。翌日は予報通り雨になった。往路と同様、R19、R21、堤防道、R23で帰宅となる。



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