朝日岳


朝日岳
朝日岳

【日 時】2007年10月14日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】朝日岳(1827m)
【山 域】南ア深南(静岡)
【ルート】 (6:20)寸又--(7:00)朝日岳登山口--(9:15)合地ボツ--(11:05)朝日岳--
(12:55)合地ボツ--(14:25)朝日岳登山口--(15:20)寸又
【所要時間】9時間00分
【メンバー 】単独


朝日岳・前黒法師岳・沢口山の寸又三山はいつか訪ねてみたいと考えていた。土曜の昼から家を出てR23・R1・県5・R362と繋ぐ。本川根町のコンビニで食料を調達して寸又に達した時は19時をまわっていた。村は和紙の創作行燈が通りの両脇に並べられ賑わっていた。露天風呂はエントリーが18:30までの案内があった。翌日登山予定の朝日岳登山口の標識を確認して、車中泊となる。

集落端からグリーンシャワーロードを下ると鹿と出会う。寸又川に掛かる猿並橋を渡り左岸林道に登り返す。登山口には山頂までの登山道案内図がある。いきなり痩せた尾根の急坂となり、眼下に林道が見える。ルートはハッキリしているが、急坂で落石は下まで落ちてしまうので神経を遣う。植林帯の中を暫く登ると開けたところに出て大間ダムと青色のダム湖が望まれる。時々、自然公園運営協議会の黄色プレートが現れる。尾根に出て右に曲がるポイントに標識があり、ワイヤーなどが散乱している。ここで一本入れる。
猿並橋 登山道案内図
猿並橋
登山道案内図
少し進んで右に大きく振れる。私の古い案内書にはガレを直登とあるがこれを避けたルートなのだろうか。ジグザグの急坂を登り。左に大きくトラバースして1232mの合地ボツに出て、右に曲がる。ここからは傾斜が緩む。右に桧の植林と左の矮小な自然林の間には広目に切り開かれたルートが延びる。展望所に出ると寸又川奥の山々が望まれるが山稜には雲が掛かり同定は難しい。小憩する。
大間ダムと青色のダム湖 合地ボツ
大間ダムと青色のダム湖
合地ボツ
足元にはヌメリのある傘を持つイグチ類のキノコが多い。次の展望所は山頂が望めるはずだが生憎ガスが掛かっている。西尾根の大きなガレ場はよく望まれる。「アカヤシオツツジ・シロヤシオツツジ見所」の標識からヒメシャラの混じるカラマツ林を過ぎると原生林の一気の急坂になる。足元に咲くリンドウなどを見ながら喘登となる。栗山沢の頭は山稜の手前にあった。名古屋から来たという男女4人のグループと行き交う。傾斜が緩み、鬱蒼とした原生林に入る。

山頂は東に切り開かれているがガスで視界は利かない。黒い串刺しダンゴの静岡県の山頂標識や三角点などをカメラに収める。三方嶺への北ルートは踏み跡は薄かった。意外に早く着き、昼食を摂る。
原生林 朝日岳山頂
原生林
朝日岳山頂
帰途に就く。栗山沢の頭のポイント標識を山稜から外したのは熊沢平の頭ルートを避けさせるためだろうか。下の林道付近ほど急峻で落石も多くこの対処も頷けると思われた。合地ボツからは落石に注意しながら慎重に下る。時間もあるので、グリーンシャワーロードを回って駐車場まで戻る。

露天風呂に浸る。夕食準備に掛かるが、ストーブのガスが切れ湯が沸かせず、インスタント物が使えない。同じ駐車場で車中泊となる。


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