京丸山


京丸山
京丸山

【日 時】2007年10月16日(火)
【天 候】晴れ
【山 名】京丸山(1469m)
【山 域】南ア深南(静岡)
【ルート】 (6:30)林道分岐--(8:05)林道終点--(8:30)藤原家--(9:45)京丸山登山口--
(11:10)京丸山--(12:30)京丸山登山口--(13:35)藤原家--(14:50)林道分岐
【所要時間】8時間20分
【メンバー 】単独


三百名山の高塚山の紹介に京丸山系で一番高い山との紹介があった。京丸山はその時から気に掛けていた山であった。

前日、R362小間石から小間石トンネルを抜け植田から石切川沿いに進む。石切集落を抜けると地道になり、ライトの驚いた様子の雄鹿が前方を走り出す。家屋を左に見て林道が二手に分かれ、それぞれのゲートがある。西山国有林の案内板があり、ここで車中泊となる。

身支度を整え出発する。路脇には10Kの標識がある。1K程下ったところの洞木沢橋があった。朝まず目の賑やかさで、猿、鹿、鳥の声が響き、リスが前方を横切る。路脇にワゴン車が放置され、石切川に掛かる吊橋を2つ見る。真中が砕けた堰堤から落ちる水は滝の様に束になって水音を発てている。石切川の奥には高塚山が望まれる。連続した2つの橋を通り15Kの標識を過ぎると右に小屋がある。広場を過ぎると、丸太が積まれた行き止まりになってしまった。地図を確認する。15K手前、黒松沢橋・水神沢橋の手前の私道まで戻る。舗装道を少し登ると人里離れた一軒家の藤原家になる。杉の大木の横に京丸の歴史、60年毎に咲くボタン、折口信夫の訪問の石碑がある。時間のロスもあり一本入れる。

谷の近くは道路が抉られ車の通行は不能である。京丸林産と書かれたトラックが放置されている。緩やかに登り、ガレ場は平坦に西にトラバースする。西からのルートが揚がっているところに祠があり右に曲がる。「姫婆羅のみち」と書かれた新しい標識がある。路脇に黄色の掘削キャタピラー車がある。前方ピークの後方に京丸山が望まれる。林道終点の手前の見晴らしの良い広場には木のテーブルがある。高塚山と竜馬ヶ岳が望まれ、一本の大木が急斜面に残っている。一本入れる。
藤原家 見晴らしの良い広場
藤原家
見晴らしの良い広場
ロスがあったが、林道終点の登山口まで3時間以上掛かった。ここから山道になり笹は刈り払われ、布もあり何故か落ち着く。急坂となり京丸へのカットルートらしい刈り払いがある。ヤブ漕ぎは全くなく1305pを越える。痩せ尾根にはツリガネニンジンのような花が咲き、溶け掛かっているキノコを見る。自然林の中の急坂を登る。

山頂には三等三角点と標識があり林の中の広場になっていた。周辺は笹で囲まれ木立で眺望はない。林道歩きは大変だった、山道は呆気なく着いてしまった。高塚山、門桁発電所方面へは笹薮の中にルートが延びていた。ユックリ昼食タイムとする。
1305p? 京丸山山頂
1305p?
京丸山山頂
来た道を辿る。展望所、藤原家で休憩をとり、車のところに戻る。

R362、R1、R23で帰宅となる。

この山のコース上に案内標識は全くなく、ナンバープレートのない車や重機が路脇に放置されていた。高塚山〜竜馬ヶ岳、高塚山〜京丸山も機会があれば歩いてみたい。


高塚山〜竜馬ヶ岳

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