七ツ峰・天狗石山


七ツ峰・天狗石
七ツ峰・天狗石山

【日 時】2007年11月 2日(金)
【天 候】晴れ
【山 名】七ツ峰(1533m)・天狗石山(1369m)
【山 域】南ア深南(静岡)
【ルート】 (8:30)接岨大吊橋駐車場--(9:30)梅地登山口--(10:45)ニ番目鉄塔--
(12:25)七ツ峰--(13:30)益田山--(14:50)天狗石山--(17:00)奥大井湖上駅--
(17:20)接岨大吊橋駐車場
【所要時間】8時間50分
【メンバー 】単独


最近、静岡の山に行くことが多くなった。名古屋〜岡崎の渋滞時間を外せば意外にアクセスが良く、ボリュームのある山も多い。金曜の夜、家を出発し、中日優勝の放送を聞きながら車を走らせる。天竜を越えR362の道の駅で車中泊。翌日、接岨峡まで移動し大吊橋の駐車場に8時頃着いた。広々とした駐車場で老人達が三々五々集まりゲートボール始めた。

身支度を整え出発する。吊橋を渡るが左は通行止めで右にも登山道らしいものはない。案内書を読み返すと「接岨峡大橋」とあり吊橋ではない。戻り、接岨温泉駅を左に見て「接岨峡大橋」を渡りそのまま直進する。「七ツ峰登山口 谺レイ?石神社→」の標識に従い右折し林道を進む。神社を右に見て、取水施設で作業中の男性と挨拶を交わす。右手に「七ツ峰登山口」の標識が現れホッとする。前方に黄色のプレートがあり植林帯からのルートが揚がっていた。ここまで1時間掛かってしまった。小憩する。

取り付きの植林帯には下笹がある。少し登ると尾根に出る。緩やかに登っていくと一番目の鉄塔に出る。ススキの間から、井川から大無間岳への鋸歯の稜線が望まれる。猟期が始まったのか絶えず下方から砲声が聞こえ、動物の発てる笹音が騒がしくなる。左に折れ二番目の鉄塔に出て右折。三番目の鉄塔下に着く。ここはショートカット可能だった。眺望はない。

ここからは踏み跡が薄くなる。分岐を右に見て最初のピークは左に大きく捲く。細尾根を通り、二番目のピークは右に捲く。桧の植林帯から自然林に変わる。黄色プレートやテープ類を注意深く拾いながら進む。三ツ峰の分岐プレートを見て稜線に出たことを知る。右に折れ落葉の中を進む。

二等三角点の山頂は小広場で東西に切り開かれている。生憎のガスで眺望はない。ガスが流れピストンにするか迷ったが先に進むことにする。
大無間岳への鋸歯の稜線 七ツ峰山頂
大無間岳への鋸歯の稜線
七ツ峰山頂
一気に下り、平坦な道になり細い尾根を通過する。時々ガスが濃くなり、テープやプレートを確かめながら慎重に進む。中間点付近の平坦なピークに「益田山1320m」の標識がある。落葉松の下りにも「益田山→オアシス99’第三期益田組」の標識あり。徐々に下った後、比高200m余りのキツイ登り返しで喘登となる。尾根に出ると、奥大井湖上駅からのルートと合する。立派な標識があり、木の階段道も延び、ハイキング道と変化する。

天狗石山山頂は自然林の中で眺望はない。辺りは紅葉して三等三角点の前にはベンチもある。少し下って苔むした天狗石に立ち寄る。山頂西の広場の青シートの建物はトイレだった。山頂から智者山、大沢山への標識もあった。
益田山 天狗石
益田山
天狗石
15時を過ぎたので下山に掛かる。分岐から少し水平に進んだ後、植林帯の中を下る。トタンに囲われた地蔵を見る。伐木された部分は陽射しが射している。ガレ場からは長島ダム湖と大小屋戸山が望まれた。ジグザグの急坂を下り林道に出る。奥大井湖上駅の上にはコテージがあった。鉄道と歩行兼用の橋の中間には風速計測用の緑白の吹流しがある。橋を渡ってコンクリの階段、鉄梯子を登り尾根を越える。上を走る車道に出て、吊橋の駐車場まで戻る。

接岨峡温泉駅の森林露天風呂は営業してなかった。温泉会館は20時までで、料金は300円。翌日の風イラズの登山口の尾森駅に行こうとしたが、暗闇でアプローチが判らず。接岨大吊橋駐車場で車中泊となる。


長島ダム湖と大小屋戸山
長島ダム湖と大小屋戸山

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