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【日 時】 | 2007年11月 4日(日) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 岩嶽山(1369m)・入手山(1212m) |
【山 域】 | 南ア深南(静岡) |
【ルート】 |
(6:45)ログペンション--(7:50)ヤシオの里--(9:35)荷小屋峠--(10:20)岩嶽神社-- (10:50)岩嶽山--(11:45)入手山--(13:15)送電塔--(13:55)ログペンション |
【所要時間】 | 7時間10分 |
【メンバー 】 | 単独 |
岩嶽山は京丸山の東、竜馬岳の南に位置し稜線の岩場にはアカヤシオが群生する。 前日R362を西進し春野町に入る峠で地図を確認する。ログペンションシンフォニーの案内板に従い左折。山を越え下りになったところで岩嶽山への通行注意の案内板があったので、そこで車中泊とする。 6時頃起床し、身支度を整え出発する。路駐禁止の看板を見ながら地道の林道を400Mほど進むとゲートがあった。林道分岐に「岩嶽山→」のプレートがある。林道は一定して下っており、分岐点には標識がある。0.5K毎に六角形の白いプレートが立っている。ッと、後方からエンジン音が聞こえ、ザックを担いだ小型のバイクが追い越していった。次に、鈴音が近づき男性二人が足早に追い越していった。3.5Kには東屋、トイレのある広場があり、「岩嶽山ヤシオの里」と書かれた標柱が建ち、東屋で追い越していった二人が寛いでいた。岩嶽山周遊コース案内板があり、直登コースは下部が崩壊のため通行禁止になっている。道路に金網が張られ谷への降口にバイクが停っていた。木橋を渡ると、植林帯の中の一気の急坂になる。木のベンチで小憩していると、二人が足早に追い越していった。 ジグザグの急坂は続き、木の梯子も現れる。斜傾図入りの「ここはXXK地点→岩岳登山道」の案内板が現在地を教えてくれる。最後の水場を過ぎ、傾斜が強いので1.3K地点で小憩。 植林帯から尾根に出たところが荷小屋峠で、ベンチ、鳥居、祠があった。「天然記念物 京丸のアカヤシオ・シロヤシオの群生地」の説明板があり「高塚山、竜馬岳附近にはシロヤシオが多く樹高7〜8Mの大木が約3000株純林をなしており開花は5月下旬である。岩岳以南にはアカヤシオ約2000株が純林なしており開花は4月下旬から5月中旬である」と記されている。登るに従い紅葉した明るい岩場の急坂となる。喘登を続け左にピナクルが見えると稜線は近い。 ザックを置いて岩岳神社に向かう。小ピークを越えたところに小さな祠があり鳥居を潜り山門に登る。神社には「神社の由来、ヤシオツツジ、岩岳利保坊親子滝詞、京丸牡丹の茶摘節」の説明板が並んでいた。ここからは竜馬岳へ紅葉した尾根が延びていた。ザックを回収に向かうと女性二人が喘ぎながら登ってきた。岩嶽に向かう。バイク、男性二人と連続して行き交う。岩の混じる細いの稜線が続く。木の間から林道、回転場、藤原家など京丸山の全貌が望まれる。ベンチ、三等三角点のある岩嶽山頂は木立に囲まれ、眺望は良くない。ユックリ昼食を摂る。
周辺には林道が走っていたが、「鉄塔下を潜って右に下る」との案内書に従う。途端に踏み跡が薄くなり、怪しく感じながら進むと広い林道に出て、往路で見た標識があった。ゲートを通過し左に水道施設を見て車のところに戻る。 着替えを済ませ帰途に就く。ログペンションシンフォニーの駐車場には3〜4台駐車していた。 岩嶽までは整備された登山道だが、入手山を繋ぐ縦走路はあまり人が通ってない様子だった。案内標識はなく、岩嶽からの下り、P1208からの下りは注意を要する。境界杭と木のペンキマークが案内となり、西側の稜線沿いにルートが通っていた。暑くも寒くも虫も雪もないこの時期はトレッキングには良い時節だが、日照時間が短いのが残念である。 |
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