朝熊ヶ岳


朝熊ヶ岳
朝熊ヶ岳

【日 時】2007年12月30日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】朝熊ヶ岳(555m)
【山 域】伊勢(三重)
【ルート】 (10:40)近鉄伊勢市駅--(12:10)内宮登山口--(13:40)一等三角点--
(14:10)朝熊ヶ岳--(15:35)近鉄朝熊駅
【所要時間】4時間55分
【メンバー 】単独


「お伊勢参らば朝熊かけよ、朝熊かけねば片参り」と謳われ、内宮から朝熊ヶ岳はの街道の一つに数えられている。

近鉄伊勢市駅には10時半過ぎに着いた。宇治山田駅前のコンビニで食料を仕入れる。小田橋を渡り、坂を登り資料館を左に見て道路を渡る。南にアンテナの立つ朝熊ヶ岳が望まれる。坂を下り猿田彦神社を左に見ておかげ横丁に着く。馴染みの店で伊勢うどんを食べる。

横丁では太鼓の催しがあるようで据付準備をしていた。赤福横からアーチ状の橋を渡る。川べりの駐車場は年末のせいか車が溢れていた。右に曲がり内宮方面に向かい内宮敷地前で左に曲がり坂道を登ったところが登山口で車が2台停まっている。

陽射しのない植林体の幅広い地道を進む。前日の雨で落ち葉の塊が疎らになって歩き難い。道が細く明るい雑木になると地蔵が現れる。おかげ横丁方面から太鼓の音が聞こえる。右(南)下からパールラインを走る車爆音が聞こえる。幼木が網と竹で丁寧に囲われている。赤い実をつけた木があり、町石、ケルン、石地蔵が次々に現れる。平坦な道を進むと車道と出会う。二組の単独行と出会い、十数人の親子連れと行き交う。長い半舗装の道を進むと、中に井戸と地蔵のある建屋がある。アンテナ施設のところに出る。傍らに一等三角点の案内があり、登ると苔むした八角形の石柱がありその奥に一等三角点があった。休憩がてら食事タイムにするが、風が吹き抜け雪も混じりだした。
太鼓 町石
太鼓
町石
犬を飼っている家を通るが、今回は吠えない。狭い車道に出て前掛地蔵を通り朝熊駅からのルートと合する。見晴らしから伊勢湾対岸の渥美半島が少し望まれる。ハッキリした植林帯の中の道を登ると、アンテナ施設のところに出る。山頂は金剛證寺の広い境内になっており赤石標やアンテナ群がある。木立でスッキリ望めないが、鳥羽から答志島、管島、神島、知多半島が望まれ、伊良子水道を頻繁に船が往来している。管島は山肌が露出している。山頂周辺を回ったが眺望の利くところは見当たらなかった。
石地蔵 山頂
石地蔵
山頂
分岐点までもどると朝熊コースから単独行が登ってきた。帰路は朝熊コースを取る。雨後の道で2・3度尻餅をつく。展望所、登山電車軌道跡を通り、朝熊道登山口に着く。朝熊駅に出て帰途に就く。


伊勢市街
伊勢市街

囲炉裏村トップページへ      ホームページにどる