大洞山・尼ヶ岳(伊賀富士)


尼ヶ岳(伊賀富士)から大洞山
尼ヶ岳(伊賀富士)から大洞山

【日 時】2008年 1月 3日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】大洞山(1013m)・尼ヶ岳(伊賀富士)(957m)
【山 域】美杉(三重)
【ルート】 (11:25)大洞キャンプ場上--(12:00)雄岳--(12:25)雌岳--(13:20)大洞キャンプ場上==
(13:45)倉骨峠--(14:35)尼ヶ岳--(15:20)倉骨峠
【所要時間】3時間55分
【メンバー 】単独


年賀状の返事などを書いていると時が経ってしまった。家からアクセスの良い大洞山に出掛ける。美杉の役場から真直ぐに進み、スカイランド大洞野営場の案内に従う。高度を揚げると雪が現れ、野営場付近は路幅が狭いうえに路面がカリカリに凍った個所もある。四駆では難なく登ってしまうが、下りは要注意である。ゲートのある登山口で切り返し少し下って見る。バックでスリップしてしまうので下のスペースに車を停める。

身支度を整え出発する。雪の登山道に踏み跡はなく、階段にトレースを残しながら登って行く。植林帯に入ると急坂になる。日の当たる開けた所に出ると雪も解け美杉の集落、矢頭山、堀坂山などが一望となる。再び植林帯に入りキュッという10cm程の雪の踏締める音を聞きながら黙々と登って行く。

稜線に達すると左右に踏み跡が走り雌岳が飛び込んで来る。左に折れ単独行と行き交い三角点の雄岳に到着。快晴で太郎生の集落、倶留尊・古光など曽爾の山々、高見山が望まれる。やや強い風が吹き抜け帽子の耳当てを下す。

鞍部まで下り、登り返しとなる。雪の重みで笹が塞いでいる個所もある。右の植林帯の中を歩いている単独行から声を掛けられ驚く。傾斜が緩み、最高地点の雌岳山頂へ到着。尼ヶ岳(伊賀富士)や青山高原の風車群、津市街、伊勢湾、矢頭山などが望まれる。
雄岳から雌岳 雌岳山頂
雄岳から雌岳
雌岳山頂
鞍部に戻る。こちらからは雄岳山頂は平坦に見える。再度、雄岳まで戻り、展望を楽しむ。

登山口の車のところまで戻る。倉骨峠に移動する。テカテカに凍結したカーブはスビードを殺して通過する。野営場下から一旦雪が無くなるが、トラバースして登りに掛かると真白に凍結したところが現れる。しかし、路幅が広いので精神的には先程より楽である。

倉骨峠は路脇が凍結し冷たい風が吹き抜けていた。階段を登り道路沿いの平坦な道を進む。2つピークを越え石段を下りきった鞍部がオオタワで林道ルートと合する。植林帯を緩やかに登り、小さな鞍部のコタワを通過。急坂となり、桜峠の分岐から開けたカヤトになる。湿った地道の急坂で滑りやすい。振り返ると雪化粧した大洞山の北斜面が望まれる。

私が到着して山頂に居た単独行は富士見峠に下っていった。三角点、石地蔵、標識などをカメラに収める。風が強くストーブは点けず、軽食を摂る。
富士見峠方面 尼ヶ岳山頂
富士見峠方面
尼ヶ岳山頂
来た道を辿り、峠の車のところに戻る。やすらぎ温泉は閉店1時間前に入り蛍の光を聞く羽目になった。


高見山・古光山方面
太郎生の集落、倶留尊方面

囲炉裏村トップページへ      ホームページにどる