経ヶ峰・大洞ノ峰


経ヶ峰から青山高原を望む
経ヶ峰から青山高原を望む

【日 時】2008年 3月 2日(日)
【天 候】
【山 名】経ヶ峰(819m)・大洞ノ峰(785m)
【山 域】布引(三重)
【ルート】 (11:10)細野登山口--(12:40)経ヶ峰--(13:10)大洞ノ峰--(14:10)P725--
(14:45)大洞ノ峰--(15:30)細野登山口
【所要時間】4時間20分
【メンバー 】単独


奈良方面に遠征の予定だったが取り止めになった。近場の経ヶ峰に変更する。経ヶ峰は津市の山で合併前は市の最高峰だった。穴倉・船山・中の郷から何度か登ったことがあるが、今回は長野細野から登って北西の稜線を辿り、平木へ降りるコースを採る。

広域農道からR163に乗り長野の集落に入って右折。長野神社を左に見て田圃の中を登って行くと、目無し地蔵と経ヶ峰登山口の標識が現れる。登山口には軽トラがズラリと駐車していた。幸いにも一台分のスペースがあった。身支度を整え出発する。

植林帯の中を緩やかに登って行く。中電の送電標識風の黄色い標識が案内してくれる。植林帯を抜け陽射しの当たる冬枯れの自然林の急坂になる。補修されたばかりの木の階段が延びる。鍬を持った足袋姿の人と行き交う。少し登ると、作業を終えた十数人が座を囲い昼食中だった。「ちわー」と挨拶すると「歩き初めは如何ですか?」と声を掛けられ「ありがとうございます、ご苦労様です」と応答。植林と自然林の端境の尾根で陽射しがある。笹が出てくる辺りから雪が現れる。暫く進むと穴倉からのコースと出会う。次の黄色い標識からはルートから外れ左の踏み跡を辿る。陽射しのある南西面の平坦なトラバース道を辿ると大洞ノ峰〜経が峰の稜線に出る。右に折れ少し登ると山頂直下の展望所に出る。ベンチに雪だるまが乗せられていた。
歩き初めの階段 展望所の雪だるま
歩き初めの階段
展望所の雪だるま
若干黄砂気味で少し風はあるが展望は良い。東は長谷山、津市、伊勢湾が、北は錫状ヶ岳、冠雪した綿向・雨ヶ岳が、西は笠取山、青山高原、風車群などが望まれる。短パン姿の人が大声でハンディー無線で交信している。中の郷方面から2組の夫婦連れが登ってきた。

山頂から下り穴倉分岐を左に見て西に向かう。数人のトレースがある。植林帯の中を少し下って左に折れながら緩やかに登り返したところがP785の大洞ノ峰。芝生風の下草の中にベンチがあり見晴らしも良いので、ここで昼食タイムとする。
経ヶ峰 大洞ノ峰
経ヶ峰
大洞ノ峰
少し進むと平木への降り口になる。ここから単独行のトレースになる。ネット沿いに進み下ったところにも平木の林道への降り口がある。雪が踝まで潜るところもある。青山高原の風車群が近くに感じる。P752を越えると右に嘉嶺の頭から北笠岳の稜線を見ながら小ピークのアップダウンが続く。下りの凍っているところは注意しながら通過する。P725に達し、下りになったので本日はここまでとする。ここからの眺望は良くないが、対面には送電鉄塔が南北に走っている。

大洞ノ峰まで戻り、平木方面に下る。日当たりの良い南西面で雪はなく一気の下りとなる。ベンチのあるところで一服する。植林帯に入り黄色い標識から平木に向かわず、ルートを外れ踏み跡を追う。一気の急坂だがハッキリした踏み跡で谷に向かって降りる。トレールに出会い道なりに谷に沿って下る。谷を渡ると、コンクリの溝の水が勢い良く流れている。平木・細野登山口分岐に出て、細野登山口の車のところに戻る。

駐車場まで移動し、目無し地蔵を訪ねる。地蔵だけかと思っていたが、参道を越えると立派な社があり「身代わり石」などが建っていた。

R163に出て長野隋道手前から旧長野峠に進むが、よく判らなかった。着替えを済ませて家路に就く。

長野・平木からのコースは南西に開けたところが多く明るい印象を持った。R163は旧伊賀街道で長野峠付近も歩いてみたい。


長谷山・津市街
長谷山・津市街

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