入道ヶ岳


北の頭から鎌ヶ岳
北の頭から鎌ヶ岳

【日 時】2008年 3月 8日(土)
【天 候】
【山 名】入道ヶ岳(906m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (11:55)宮妻峡登山口--(13:00)新道コース5番--(13:40)北の頭--(14:00)入道ヶ岳--
(15:00)宮妻林道--(15:40)奥の沢登山口--(16:25)宮妻峡登山口
【所要時間】4時間40分
【メンバー 】二人


家内の今年の初登山で鈴鹿の入道ヶ岳に出掛ける。広域農道で亀山まで出てR306に乗る。宮妻峡の案内に従い左折。鈴鹿の山々には雪が付きまだ冬化粧だった。宮妻キャンプ場には12:00前に着いた。車が4台停まっていたが既に下山した人の車が出て行った。

身支度を整え出発する。川を渡りケルンから新道コースの登りが始まる。日の当たらないジグザグの急坂でシャーベット状の雪が付き歩き難い。木の根やロープなどを掴みながら慎重に登って行く。稜に出て一旦雪は無くなるが、直ぐにまた現れる。先行者のトレースは雪の無いところを選んで登っている。新道コース3番の標識で一本立てる。強い風音が聞こえる。

やがてルートは一面雪になる。高年の単独行と行き交い情報を得る。新道コースからは彼のみで椿大社からは沢山の人が登っていたとのこと。開けたところに出て振り返ると雪を冠った雲母・鎌・御在所が厳つい姿を表す。先行者のトレースを追うが時々踏み抜いて腰のあたりまで潜る。斜面を登ってアセビの群落を抜けると5番の標識があった。夏道が隠れるようになり、稜線を辿る。左右に傾斜のある細い稜線が凍って慎重に通過する。広い雪原に出ると眺望が展がる。ステップを刻みながら急坂を登る。登り詰めたところに7番の標識があり風見が立っている。眺望を楽しみながら小休憩。
雪原を登る 風見
雪原を登る
風見
ここからは傾斜が緩む。先行者のワカンの跡がある。北尾根コース10番の標識を見て直ぐに北の頭に出る。少し下ると一気に落ち込む急坂の椿大社からのルートが揚がっていた。多く人で圧雪されたトレールが山頂に延びていた。

鳥居のある広場の山頂からは西に野登・仙ヶ岳・宮指路などの鈴鹿の主脈が、東は四日市や伊勢湾が望まれる。木を楯に風下でストーブを点け昼食タイムとする。単独行がやって来たが直ぐ二本松コースに降りていった。
7番標識 入道ヶ岳山頂
7番標識
入道ヶ岳山頂
北の頭まで戻る。水沢岳の背後に雨乞岳が見える。雪の鎌尾根は厳しい冬の佇まいだった。風見まで戻り、ここから林道に下りる。所々に数日前のトレースが残っている。林道に出るが雪が深く体力を消耗する。距離があり奥の沢登山口で休憩。不動橋に出て東に向きを変えると雪が消える。鎌ヶ岳カズラ谷登山口に冠山国有林の標識があった。案内図を見ると水沢岳を示していた。車のところに戻る。


入道ヶ岳から北の頭方面
入道ヶ岳から北の頭方面

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