五葉松・奥の山・経塚山


鞍部から経塚山
鞍部から経塚山

【日 時】2008年 3月22日(土)
【天 候】
【山 名】五葉松(567m)・奥の山(593m)・経塚山(623m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (11:45)東海自然歩道入口--(11:40)加太不動滝4.2k--(13:35)五葉松--(13:50)鳥越場--
(15:10)西島峠--(15:35)奥の山--(16:35)経塚山--(17:30)車止--(18:00)東海自然歩道入口
【所要時間】6時間15分
【メンバー 】単独


土曜の10時出発ということで久しぶりに鈴鹿の低山に出掛ける。広域農道で関まで出て名阪に乗る。板屋ICで降り集落を抜け出雲谷川沿いに進む。広い舗装道に出て左に曲がったところが東海自然歩道入口になる。路脇に車を停め身支度を整え出発する。

ストックを持った空身の人がデジカメを撮っている。前日の雨でやや水嵩を増した清流の谷を左に見ながら広く平坦な自然歩道(林道板屋線)を淡々と進む。取り付きまで時間が掛かり不安を覚える。堰堤を左に見て暫く進むと加太不動滝の案内があった。

案内にはここが登山口とあるが踏み跡らしいものはない。適当に植林帯から堰堤の右岸の尾根を辿る。急坂で足場も脆く、倒木や茨もあり、慎重に登っていく。尾根に出るとテープが現れ、傾斜も緩み、足元も安定する。痩せ尾根や藪もあるがテープがあり、踏み跡も明瞭になる。主尾根に出て見晴らしの良いピークがあり、錫状ヶ岳が望まれる。直ぐの分岐は左に入る。アップダウンを繰り返し岩場を通過すると五葉松に着く。木立で視界はない。
稜線 五葉松
稜線
五葉松
少し北に進むと開けた感じになる。尾根沿いの一気の急坂を下る。赤テープは消え案内は紫布のみになり不安を覚える。明瞭な峠状の地形になり、踏み跡を下るが小ガレで途切れていたので引き返す。ザックを置いて尾根を少し北に辿る。西に張り出した尾根に赤布が延びていた。峠まで戻り迷ったが案内通り下降することにする。先程の小ガレは難なく通過出来た。谷の源頭部で傾斜があり植林帯の中で足元が脆く踏み跡はない。谷まで降りるか迷ったが谷底の方が安定しているように見えた。幅のある谷は平坦で暫く下ると堰堤に出た。一安心して堰堤の上で昼食タイムとする。

右に堰堤を見て川を渡ると広い道になり東海自然歩道に出る。自然歩道を道なりに進む。急坂を乗越したところに福井ナンバーの車が停まっていた。この先は道路が抉られていた。山道になり木の階段を登り切ったところが加太不動滝2.9Kの標識のある西島峠。適当に南の尾根に取り付く。背後から伐木するチェンソーの音が聞こえる。岩場状になり西側にルートが取られている。岩場のピークからは錫状ヶ岳や経ヶ峰が望まれる。岩場の尾根から急坂を登ると傾斜が緩み油日・三国・那須ヶ原など西側が展ける。

奥の山も展望のないピークだった。本日はここまでとするか迷ったが経塚山に向かうことにする。東に派生する尾根を辿るがルートでないことを確認する。南の降り口は完全な藪だが紫のテープが続いていた。テープを確認し、藪を分けながら急坂を下る。藪が消えるとザレ場や痩せた尾根が現れる。沢山の花を付けた椿が気持ちを和ませる。最低鞍部には赤テープがあったが、どちらにも下れそうに思えなかった。登り返しは急坂だが明瞭な踏み跡になる。登り切ると平坦な植林帯になる。
奥の山 経塚山の三等三角点
奥の山
経塚山の三等三角点
左に折れた植林帯の中に経塚山の三等三角点がある。視界はない。時間がないので西の展望所には行かず。磁石で南を確認する。経塚があったので安心する。伐採地は倒木に枯草が覆っており歩き難い。尾根の東側の植林帯の中に踏み跡がある。伐採地下から左の尾根に入る。作業用の赤布を追いながら急坂を下る。谷への降り口はザレている。この谷も広く平坦な谷で安心する。林道に出て車止めからグランドゴルフ場を経て車のところに戻る。


錫状ヶ岳・経ヶ峰
錫状ヶ岳・経ヶ峰

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