連日の猛暑で散歩も苦痛になってきた。講座を終え、曽爾の倉骨峠に向かう。八知駅のかなり前で右折してしまい峠に着いた時は12時を回っていた。車が一台あり既に下山した人が帰り支度をしている。台地の上に駐車して身支度を整え出発する。
まずは未踏ルートの大洞山に向かう。東海自然歩道で刈り込みがされている。植林帯に入ると大洞キャンプ場との分岐がある。四の峰を乗り越すと、少し下り林道を右に見る。森林帯に入り急坂になる。自然林になり道脇にギボウシを見る。ひと登りで傾斜が緩み開けたところに出る。
雄岳山頂からは尼ヶ岳の優美な山稜が望めるが、風が無くムンとした熱気が漂う。そそくさと山頂を後に雌岳に向かう。夏草が道を覆っているところもある。鞍部まで下って登り返す。雌岳山頂も夏草に覆われていた。ベンチのところからは二本ボソ・倶留尊山・古光山・住塚山・高見山等が一望となる。三角点をカメラに収める。
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倉骨峠 | 雄岳から尼ヶ岳を望む |
来た道を辿り峠まで戻り、尼ヶ岳に向かう。二の峰を右に見て一の峰を乗越しオオダワに下る。帰路の登り返しが気がかりになる。コタワを越えると急坂になる。植林帯を抜けると急坂になる。桜峠の分岐辺りから笹原になる。ここから一直線の登りになるはずだったが、巻き道を利用して下さいの案内プレートがある。今年4月から復活させた登山道で笹原の中の樹林帯を縫うようにルートが左に延びていた。赤布が沢山付けられていたが刈り込みが充分でなく藪っぽい。開けた笹原は直射日光が当たり、急坂の藪漕ぎは汗が吹き出る。背中に虫が入り込み肩を噛まれたようで、パニック状態に陥る。傾斜が緩み旧ルートと出会う。
芝生の広い山頂にはベンチ・三角点・山頂標識などがある。同じ道を辿り車のところに戻る。
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雄岳を望む | 尼ヶ岳山頂 |
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