牛草山・温坊


温坊から五ヶ所湾を望む
温坊から五ヶ所湾を望む

【日 時】2008年11月30日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】牛草山(550m)・温坊(473m)
【山 域】南伊勢(三重・南伊勢)
【ルート】 (11:40)瀬戸橋登山口--(12:45)牛草山--(14:05)温坊--
(15:55)牛草山--(16:40)瀬戸橋登山口
【所要時間】5時間00分
【メンバー 】単独


師走となり来年の干支の山に出掛ける季節となった。伊勢道沿いに進みR42に出て多気から県道に入る。玉城ICを右に見て南下。当初は五里山コースを考えていたが、サニーロードに入ってしまった。そのまま道なりに南下して、鍛冶屋トンネルを抜けて直ぐ右折する。交通量が多く入口にガードがあり狭く感じる。伊勢路川沿いの林道を進み転回場の車止めに着く。車が一台停まっている。路脇に車を停め身支度を整え出発する。

登山口には「見登歩史」と書かれた手書きの地図がある。ゴロゴロした石の上に落ち葉の積もった川沿いの道を進む。左岸から右岸に渡ると炭焼窯跡がある。右に滝を見る辺りは細いトラバース道で注意して渡る。亜熱帯の常緑樹が多い。東尾根分岐を左に見て、本谷コースを右に見て中央コースを進む。ジグザグの道になる。一般道ではない様子で踏み跡は薄目だが、要所には南勢テクテク会の橙色の案内プレートがある。谷のようなところに出て急な横道を進むと枝尾根に出る。落ち葉の急坂を乗り越えると東尾根に出る。ハッキリした踏み跡になり、急坂を登っていくと開けた山頂に達する。

南に切り開きがあり五ヶ所湾が一望となる。北東・北西側にも少し切り開きがあり、松阪の市街地や国束山が望まれる。リアス式海岸を眺めながら暫し食事タイムとなる。

時間もあるので温坊に向かう。少し下ると北からのルートと出会う。平坦な道からヒメシャラの混じる落ち葉の急な下りとなり踏み跡が薄くなる。テープを拾いながら下ると明瞭な尾根道になる。頭部が丸石の野仏地蔵を右に見る。風が吹き抜ける尾根道を進む。中間点付近に岩場があり南側の展望が得られる。ピナクルは巻き道になって、アップダウンが少なく歩き易い。南勢テクテク会の分岐標識を幾つか見る。温坊まで300Mの地点にも展望所がある。

温坊山頂も南側に切り開きがあり、五ヶ所湾の入江が指呼の間に望まれる。林道まで1.1Kの案内がある。ベンチでユックリ休憩する。
牛草山 温坊
牛草山
温坊
展望所で景色を楽しみながら来た道を辿る。本谷コースを少し下ってみるが案内標識の意味が判らず牛草山まで戻る。中央コースを左に見て東尾根コースを進む。岩場の登り返しが付近で牛草山を振り返る。標識に従い左に曲がり谷側に向かう。一気の急坂になる。谷音が聞こえ、分岐になる。尾根通しに岩場を下ると、往路で通った道に出る。車止めは私の車だけになっていた。

晴天の日曜にも誰にも会わず、静かな山行となった。



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