【日 時】 | 2009年 1月12日(月) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 朝熊ヶ岳(555m) |
【山 域】 | 伊勢(三重) |
【ルート】 | (12:15)朝熊登山口--(13:30)朝熊ヶ岳--(14:10)展望台--(16:15)朝熊登山口 |
【所要時間】 | 4時間00分 |
【メンバー 】 | 単独 |
勉強がスランプ気味で気分治しに朝熊ヶ岳に出かける。当初、電車の予定が雪が降り出したので車で行く。松阪までは雪がちらつき黒い雪雲が流れていたが、伊勢方面は日が差し晴れている。スーパーで食料を調達して、やすらぎ公園の墓参りを済ませる。五十鈴川に出て朝熊駅に向かうが、行き過ぎ。登山口には十数台の車が停まっている。 身支度を整え出発する。植林の中の道を進む。町石が距離を示す。10町石辺りに「朝熊登山鉄道ケーブルカー跡」の案内がある。草に覆われた急坂のレール跡は京都愛宕山の登山鉄道跡を想起させる。植林帯の中を町石を数えながら石畳の道を黙々と登って行く。数組の下山者と行き交う。登り詰めたところが22町の朝熊峠で宇治道と出合う。東側の眺望が展け、伊勢・松阪市街や五十鈴川、伊勢湾が一望となる。舗装車道と並行に延びる山道を登っていくとアンテナ施設の林立する山頂に着く。八大竜王社や山頂標識をカメラに収める。 さてここからが本日の課題である。展望台に向かう。少し下ると車道に出る。標識に従いススキに覆われた経塚群に立ち寄る。植林帯の中の道を下っていくと金剛証寺に出る。本堂の前には福丑と知恵虎があり、銅鑼が鳴り何やら勤行が行われていた。境内には池があり奥の院には大きな木札が建っていた。車道脇の歩道を通って、展望台への登りで振り返ると朝熊山山頂にアンテナ群が、その山腹に奥の院が見える。 展望台からは東に伊良子水道、神島、管島、答志島、鳥羽市街、渥美半島、知多半島、三河湾が、北に目を転ずると伊勢・松阪・津の市街地が俯瞰でき、伊勢湾の白い風波の後方に雪を抱いた鈴鹿の山並みが望まれる。南には累々とした山々の背後に陽光に煌く太平洋が展がる。360度の大展望だが、冷たい強風が吹き抜け立っているのも侭ならない。足湯の施設はあるが誰も立ち寄らない。風を避け売店に入って景色をみながら食事タイムとなる。 |