大洞山・尼ヶ岳


雌岳から二本ボソ・倶留尊山を望む
雌岳から二本ボソ・倶留尊山を望む

【日 時】2008年 8月 4日(火)
【天 候】晴れ
【山 名】大洞山(1013m)・尼ヶ岳(957m)
【山 域】曽爾(三重)
【ルート】 (10:45)倉骨峠--(11:40)大洞山雄岳--(12:10)大洞山雌岳--
(13:30)倉骨峠--(14:40)尼ヶ岳--(15:40)倉骨峠
【所要時間】4時間55分
【メンバー 】単独


長い梅雨が明け、晴れたので大洞山に出掛ける。講座を終え着替えと飲み物を車に放り込み出発する。スーパーでおにぎりとゼリーを買う。大洞キャンプ場から倉骨峠に向かう途中、二組のニホン鹿を見る。陽射しが強く道路脇に車を停め身支度を整え出発する。

木陰の植林帯に入るとホッとする。キャンプ場との分岐から傾斜が増す。雨後で水をタップリ吸った木立が瑞々しさを漂わせる。ひと登りして少し左に曲がる。自然林の中に苔むした岩が続く。登り切ったところに四の峰のプレートが掛かっている。緩く下ると右に平行して林道が上がっている。大洞山まで20分の標識があり、ここからまた急坂になる。尾根道は風が通り気持ちよい。林相が植林帯から自然林に変わるとハチが纏わり着く。山頂の一角に出ると傾斜が緩み、曽爾の山の向こうに高見山が望まれる。

雌岳山頂からは東北の展望が良い。伊賀富士・矢頭山・局ヶ岳・学能堂山などが望まれる。小憩して雄岳に向かう。下りの途中、夫婦連れと行き交う。雄岳山頂からは西の展望が開ける。本日は殊に高見山が見事だ。眼前の倶留尊山・古光山を見ながら、木陰でおにぎりを食べる。ハチが羽音を発ててホバーリングをしている。寛ぐユトリがなく、早々に山頂を後にする。雌岳では二組の夫婦が談笑していた。ユックリと下り、峠で休憩する。

峠から左に林道を見ながら植林帯の中を緩やかに下った後、急な石段を一気に下る。ここが大タワで車道からのルートと出会う。植林帯の中のアップダウンの後、木の階段の急坂になる。東海自然道は左に曲がる。そのまま真っ直ぐに登ると巻道の案内がある。ここにキツネノカミソリのような橙色の花が群生している。前回と比較して巻道は良く踏まれ、ヤブは気にならない。木陰から出ると陽射しが強いので頭にタオルを巻く。

山頂風景をカメラに収め、ザックを卸して軽食を摂る。ユックリしているとアブがやってきて服の上から背中を刺された。そそくさと山頂を後にする。大タワからの石段では喘登になる。峠には林作業の軽トラが停まっていた。タップリ汗を含んだ衣類を着替え、家路に就く。

本日は少し長い時間歩いたが、まだ組織が戻っておらず下りには負担を感じた。暑さは最盛期で、虫もまだ活発な時期のようだ。


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