修験業山

修験業山
修験業山

【日 時】2009年 9月21日(月)
【天 候】晴れ
【山 名】修験業山(1094m))
【山 域】三重
【ルート】 (10:45)若宮八幡宮--(11:40)堰堤--(13:20)高宮--(13:35)修験業山--
(14:00)高宮--(16:00)若宮八幡宮
【所要時間】5時間15分
【メンバー 】単独


明日から天候が崩れるとの予報で、修験業山に行くことにする。近場だが久しぶり。名松線沿いに進み国道に出るところで地図を確認する。興津に出て左折し川沿いに走る。若宮八幡宮の駐車場に着く。車が数台停まっている。身支度を整え出発する。

真っ直ぐ進むと社務所があり、「栗の木から周るなら崩れた場所があるので気を付けて下さい」とのこと。「そちらには行かず同じ道を降りてくる」と応答。おみくじ売り場などに数人居り、登山者はいないかも。社務所脇の小道を川沿いに進む。右に山の案内図がある。右岸に渡り、平坦な広い道を進む。石碑の文字が読めず、家に帰って過去の記録を読むと「河上のゆついはむらに 草むさず 常にもがもな とこおとめにて」とあった。滝を左に見て橋を渡り滝の上に出る。荒れた急坂を行くと「修験業山 高宮 左へ」と書かれた案内板がある。右岸に渡り山道に入る。山腹を捲いて、谷を左に見ながら踏み跡の薄いトラバース道となる。谷に降り右岸沿いに進んで、谷を渡渉して、左岸から堰堤を乗越す。小憩。

テープに従い谷を渡り植林帯の急坂をジグザグに登っていく。木の間の張られた縄に二つの白紙が垂れている。右手は上方から崩れ、岩が剥き出しになって日が当たっている。一気の登りで喘登になり汗が吹き出る。この辺で引き返す考えが過ぎる。下からの水音も消え、静寂が訪れる。尾根に達すると涼しい風が吹き抜ける。右に曲がり傾斜が緩む。一本入れる。木の間から対面の護摩山が望まれる。

同じような縄を潜る。急傾斜となりシャクナゲが多くなり、ロープも現れる。急坂をこなすと、枝尾根に出る。少し緩むが痩せ尾根のようなところもある。再度、一気の急傾斜となり、靴が重く感じられる。開けたところに出て、振り返ると学能堂山の背後に大洞山・伊賀富士が見える。傾斜が緩み、植林帯の中を進むと稜線に出る。トリカブトの花が目に飛び込んでくる。右に曲がり石灰石の混じる自然林の中のルートになる。急坂を登ると高宮に出る。西に向いた大門がある。一旦下り、登り返すと開けたところに出る。振り返ると栗の木岳が見える。自然林の中を暫く進むと、三等三角点のある修験業山山頂に着く。白山谷からのルートが揚っている。厚い落ち葉の上に腰を下し昼食タイムとなる。

帰路に就く。高宮で小憩する。飯南・飯高側は木の間から少し見える程度。近くの学能堂山は迫力がある。高見山はどうも良く判らない。尾根末端・堰堤上で小憩しながらユックリ来た道を辿る。社務所では住職と子供が話している。車のところに戻る。着替えを済ませて家路に就く。


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