入道岳


鎌ヶ岳を望む
鎌ヶ岳を望む

【日 時】2009年 9月27日(日)
【天 候】
【山 名】入道岳(906m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (8:50)宮妻峡--(10:30)風見--(11:00)入道岳--
(12:00)林道--(13:30)宮妻峡
【所要時間】4時間40分
【メンバー 】二人


月曜から雨の予報で晴れているうちに鈴鹿に行くことにする。私は10ヶ月、家内は1年3ヶ月ぶりの鈴鹿である。早目に家を出て広域農道を北上。亀山市街を抜けR306に入る。宮妻峡の渓谷に入ると、鎌ヶ岳や水沢岳が目に飛びこむ。8時30分頃上の駐車場着。私の車のみ。下の駐車場に車が有るが登山者ではない。コンビニで買ったパンをユックリ食べていると、次々、車がやってきて直ぐに出発していく。我々も身支度を整え出発する。

登山口から下り、小屋の横を抜ける。サヤエンドウのような実がぶら下っている。小川を渡り、堰堤横のケルンを左に曲がる。ここから雑木林の中に小石の混じる急坂が続く。下から後続グループの声が聞こえる。概ね南東に派生する尾根に向かってルートは左に左に伸びている。治りかけたアキレス腱の吹出物に気を使いながらユックリ登る。尾根に乗ると傾斜が緩む。新道4番標識で若い女性2人と中年男性2人のグループに先に行ってもらうが、直ぐ休憩を取った。五番標識は開けたところにある。手前の木陰で小憩。

急坂を登るとトリカブトが咲いている。緩い傾斜が続くが6番標識までは長く感じられる。後方から10人前後のグループが賑やかに登ってくる。急坂になり樹林帯を抜けると笹原の傾斜面に出る。太陽を直接浴び手拭いで額を覆う。風見まで登って傍の木陰で腰を下ろす。グループの最後尾の人が喘ぎながら付いていく。鎌・御在所・雲母・釈迦が望まれ、ユックリ休憩。

7番林道分岐標識からは傾斜は緩い。7・8番は無く北の頭に出ると北尾根からの10番標識に出会う。椿大社からの登山者も多く広い山頂は人で賑わっていた。伊勢湾海岸線は判別できない程の視界だった。野登・仙・宮指路など近郊の山々は望まれた。吹き上がる風を避け、北の頭の鞍部まで移動し景観を楽しみながら昼食タイムとする。

イワクラ尾根には行かず本日はここまでとする。笹原の叢の中にリンドウが咲いている。林道に降りてみるとダンプ車が居り、ポンプの駆動音が聞こえ、砂防工事が行われているようだった。昨年までの荒れた林道はよく整備されていた。奥ノ谷の橋の袂で休むが男性の先客が居た。下山してきたと思ったが入道岳方面に歩き出した。水沢峠の降口で下山者から「こちらが入道岳方面ですか」との質問。少し下ると空身で登ってくる人から「子供をみかけませんでしたか」と聞かれる。ゲート脇を通ると、鎌ヶ岳カズラ谷登山口には数台の車。右下の植林帯で大きな穴を掘っているグループがいた。山芋でも掘っているのか。

車のところに戻る。上の駐車場は車が一杯になっていた。水沢峠の下山者は朝と同様、エンジンをかけ直ぐに帰って行った。


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