虎子山


虎子山
虎子山

【日 時】2009年11月25日(水)
【天 候】晴れ
【山 名】虎子山(1183m)
【山 域】伊吹(岐阜・滋賀)
【ルート】 (12:40)国見峠--(14:00)虎子山--(15:10)国見峠
【所要時間】2時間30分
【メンバー 】単独


毎年恒例の干支山行で家内と虎子山に行くことにする。前日夜半からの雨は朝方には上がったが、霧が立ち込めている。講座を聞いて急ごしらえの準備で9時半頃に出発。

往路は高速道に乗る。久しぶりの平日の高速で空いている。雨後で鈴鹿山脈には所々雲が掛かっている。桑名東で降りる。R258は少し渋滞。木曾三河公園から堤防道を北上。墨俣一夜城から揖斐川の堤防道に移る。雲が取れクッキリと池田山・小島山が望まれる。が、伊吹北尾根方面は雲が掛かっている。揖斐川で食料を仕入れ、春日村を通る。国見スキー場に着いた時は虎子山が顔を出した。結局、国見峠まで3時間掛かった。峠の滋賀側には車が一台停まっている。残念ながら峠はガスが掛かっていた。昼食を摂って、身支度を整え出発する。

木の階段を登ると「虎子山→」の標識がある。急坂だが明瞭な踏み跡が続いている。降雨の後で足元は滑り易い。東側は晴れているが西からガスが流れる。植林の木の幹にテープが巻かれている。ひと登りすると傾斜が緩みガスが消える。足元を笹が覆い、冬枯れの木の間を進む。笹の背丈が身長程になり、ヤブ漕ぎ状態になる。小ピークでクランク状に曲がる。足元のトレースや赤布を追いながら進む。若干のアップダウンを交えながらヤブは密度を増し、背丈を越える程になる。葉に付着した水滴で衣服が濡れる。雨具を装着するか家内に声をかけるがそのまま進む。程なく切り開きのある三角点に飛び出る。

山頂からは東側の眺望が展け、ブンゲン・貝月・槍ヶ先・鍋倉・小島・池田の山々が眼前に広がる。錦秋に染まった山麓の合間に集落が見える。小島・池田の背後には濃尾平野が大きく広がっている。リンゴとパンを食べて暫く寛ぐ。

同じ道を帰る。所々で道を外しそうになる。木々は葉を落とし頂芽が出揃い冬支度。往路掛かっていたガスはスッカリ取れ、稜線のルートも広々と感じる。峠への急坂で二人とも尻餅。

峠に着いた時、滋賀側に停めていた車に人が戻り滋賀側に降りていった。伊吹山は相変わらず雲が掛かっていた。車に戻り、着替えを済ませ帰途に就く。スキ―場への入口でライチョウのような鳥が出てきた。カメラを持って外にでると、更に雄キジが現れブッシュの中に入って行った。桑名で食事を済ませて国道で家路に就く。夕時のラッショアワーで家まで4時間を要した。


貝月山
貝月山

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