朝熊ヶ岳(内宮)


宇治橋
宇治橋

【日 時】2009年12月18日(金)
【天 候】
【山 名】朝熊ヶ岳(555m)
【山 域】伊勢(三重)
【ルート】 (10:35)伊勢市駅--(12:05)内宮正宮--(15:00)朝熊ヶ岳--
(15:30)展望台--(17:00)朝熊駅
【所要時間】6時間25分
【メンバー 】単独


前回の参宮街道歩きは外宮まで。この日に内宮を廻り朝熊ヶ岳登山を目指す。晴天だが風が強く寒い日。伊勢市駅に10時半過ぎに着く。駅前の「ようこそお伊勢さんへ」の大きな石灯篭を見て真っ直ぐ外宮に向かう。外宮の前に出て岡本の信号を左折。小田橋を渡り尾部坂を登る。参宮街道資料館を覗くが管理者は話中。近鉄線を越え坂を下り猿田彦神社を左に見てR23に出る。おかげ横丁はウィークディで閑散としていた。新しく掛かった宇治橋をカメラに収める。門を抜け橋をわたり玉砂利の道を進む。正宮は往路と帰路がループの一方通行になっており、正月に備えられていた。

赤福本店で赤福を買い、おかげ横丁で伊勢うどんを食べる。五十鈴川に掛かる橋を渡り100Mほど行って右に曲がり神宮方面に進む。150Mほど進み施設に上がってさらに左方に進む。駐車場は満員状態だった。左の広い荒れた地道が登山道である。植林帯の暗い道を徐々に登って行く。道を塞ぐような倒木がある。やや道が細くなり、潅木帯に出て坂道になる。コンクリートが横切っている個所があった。南国の陽射しのある石の上に腰を下し買ってきた赤福を食す。

少し上で以前見たおじいさんが一人で道路を整備していた。稜線に乗り十町の石標と石地蔵が現れる。 左にスカイラインが走るが直ぐ離れる。坂道となりピークを右に捲く。同じ様なピークをもう一度通過する。三十三町石を左に見て車道に掛かった橋を渡る。このルート唯一の展望所で伊勢市街・鈴鹿山脈・伊勢湾が望まれる。井戸を囲う小屋を通り、アンテナ施設の横に出る。一等三角点入口にはプレートがあった。民家に近づく遥か前から犬に吠えられる。朝熊道との合流点は展望が良い。植林帯の近道を通り、山頂のアンテナ施設横に出る。

山頂に着いて驚いた。木が刈られ、鳥羽から知多・渥美半島の三河湾の入口、鈴鹿山脈など伊勢湾深くまでスッキリ望まれる。答志島・菅島・神島、伊良子水道が間近に感じられる。広場の奥には赤い石標の山頂標石、八大竜王社がある。冷たい強風が吹きぬけ、直ぐに展望所に向かう。

少し下ると車道に出る。経塚群には立ち寄らず。植林帯の道はジグザグルートを石がゴロゴロした荒れた道がショートカットしていた。金剛証寺に出る。本堂の前には福丑と知恵虎がある。車道脇の歩道を通って、展望台への登りで振り返ると朝熊山山頂にアンテナ群が、その山腹に奥の院が見える。

寒いので売店に入って、火鉢で体を温めながら赤福を食べる。展望台からの風景も素晴らしかった。360度の大展望で南には累々とした山々の背後に陽光に煌く太平洋が展がる。冷たい強風が吹き抜け寒さが身にしみる。

金剛証寺から車道に出て山頂を巻いて朝熊峠まで戻る。帰路は植林帯のショートカットルートで一気に下る。登山口に着くと17時を知らせるチャイムが鳴る。無人の朝熊駅から帰宅となる。

久しぶりに長い時間歩いた気がする。




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