八木〜大麻寺(初瀬街道)・二条山


ニ上山雌岳
ニ上山雌岳

【日 時】2009年12月22日(火)
【天 候】晴れ
【山 名】ニ上山(517m)
【山 域】葛城・金剛(奈良・大阪)
【ルート】 (9:50)八木--(12:45)大麻寺--(14:05)ニ上山雌岳--(14:45)ニ上山雄岳--(15:50)近鉄二条駅
【所要時間】6時間00分
【メンバー 】単独


八木駅に10時前に着く。八木駅東南口から南下。八木西口駅手前で右折して街道に入る。前日の寒気で遠く葛城山・金剛山の山頂部が白くなっている。車幅の狭いところが多く車の往来には注意を要す。大神宮の高灯篭を右に見て曽我川を渡る。R24の下を潜る。葛城川を渡り大和高田に入る。JR桜井線下を通り、大神宮常夜灯を右に見て、JR和歌山線を渡る。長谷本寺前の道しるべ「すぐ大阪さかい道」「すぐはせいせ道」は竹内街道、初瀬街道を示す。この辺りは道が細く車も少なく格子戸の中に常夜灯があったりで街道らしい雰囲気を漂わせる。高田川を渡ると左に病院、右に公園があり、公園で小憩する。

国道沿いの道となる。国道沿いのスーパーで弁当を購入。真直ぐ西に進み、左に池のある公園を見る。近鉄南大阪線いわき駅を右に見て鉄道を渡り横大路に入る。今年は抗癌剤の影響で体調の回復が遅れ街道歩きが出来るか不安だったが、なんとか今回の初瀬街道は完踏となった。

坂道を登り右折する。当麻図書館に立ち寄る。地元の資料が充実している静かな館である。当麻寺への参宮道になる。正月前で人通りが少なくガランとした参道を進む。道なりに進み当麻寺に到着。当麻寺関係の人の足が速い。境内を散策。

寺の北門を抜け、ニ上山登山口の標識を拾いながら進む。たいま温泉を左に見る。武道館風建物ではゲートボールの大会が行われていた。突き当りの山口神社分岐は右に進み、大池を右に見る。公園風の敷地の中の東屋では下山した登山者のグループが寛いでいた。小川を横切り大竜寺を右に見る。谷沿いの緩い坂道が伸びる。岩屋峠との分岐となり、真直ぐ佑泉寺の山門を潜り鞍部を目指す。一気の急な階段道となる。水場にはコケオドシが音を響かせている。

落ち葉の坂を進む。3〜4回急坂のカーブを曲がりトイレのある鞍部に到着。雌岳に向かう。山頂には三角点や日時計があり14時辺りを指していた。東には奈良盆地が展がり大和三山・音羽三山・三輪山や市街が望まれる。南には岩橋・葛城・金剛が縦列に伸びている。日溜りで弁当を食べる。

鞍部まで戻り、雄岳に向かう。地道の階段をジグザグに登って行く。二上山駅への分岐がある。雄岳の頂点はハッキリしないが葛城二上神社があり、東下に大津皇子の墓所がある。木立で眺望はない。やや疲れたので、屯鶴山は諦める。

下って直ぐに分岐がある。道なりに下って行くと大和高田周辺に多くのため池が見られる。二上神社駅分岐には木のベンチがある。うす暗い植林帯に入って谷に降りると、雄岳からのルートと合する。右に池を見て、大和高田バイパスに出る。ここが二上山駅の登山口で、屯鶴山などの案内もある。コの字状に曲がって左折。集落に入って適当に左折する。二上山駅の前を通る。通りに出て、道なりに北上して下り二上駅に到着。

普通電車に乗って帰路に就く。次回、体調が良ければは屯鶴山コースを辿ってみたい。




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