堀坂山・白猪山


堀坂山雄山石室
堀坂山雄山石室

【日 時】2010年 3月14日(日)
【天 候】
【山 名】堀坂山(757m)・白猪山(819m)
【山 域】松阪(三重)
【ルート】 (11:00)勢津林道--(11:25)勢津登山口--(12:15)堀坂山--(12:45)雄山--(13:10)勢津林道
【所要時間】2時間10分
【メンバー 】単独


快晴の予報で熊野古道巡り出掛ける予定で多気に向かう。駅には30分前に着いたが周辺に駐車場がなくやっと佐奈川の公園を見つけたが電車に乗り遅れてしまった。栃原まで車で行こうと考えるが、回収が面倒になるので街道歩きは諦め、堀坂山登山に切り替える。R166まで戻り辻原の信号を右折。農協の前でお祭りがあるようで着物姿の人がマイクの前で何か歌っている。右に曲がると堀坂山登山口の標識と案内板がある。川沿いに進む。勢津集落では路脇で伐木作業が行われていた。伐木が道路を塞ぎ一々下車して撤去しなければならない。集落を抜けると急坂の林道になる。右に堀坂山登山道の標識が現れる。少し上の空き地に1台の軽自動車が停まっている。私も傍らに車を停める。暑いので余分な下着は脱ぎ食料のみの軽装で出発する。

カーブで古い鳥居を見て、植林の中の狭い急坂の舗装道を登って行く。舗装脇が抉られた箇所がある。車の通行は可能だが可也の急坂で、息を整えながらユックリ進む。登山口まで200mの標識が現れる。益々勾配が増す。やっとのことで登山口に着き小休憩。道路には黄色いプレートの案内板がある。

登山口頂上まで1000mの標識と学校林575mの標識がある。ここから山道になり、歩き易くなる。学校林430mの標識は分岐した踏み跡がある。黄色いプレートが正道を案内しているが、少し紛らわしい。急勾配を緩斜面が交互に続く。山頂まで500mの標識を右に見る。登りつめると傾斜が緩み水平道を進む。森林公園ルートと合する尾根に出る。老人と子供がベンチで談笑している。眼下に堀坂峠への舗装道路が、遠くには津市街地が望まれる。自然林の混じる道になり、三人の老人グループと行き交う。

風も雲もない麗らかな日和で数十人の老年の団体と4人の若い男女が賑やかに談笑している。やや霞んだ感じはあるが伊勢湾対岸の知多・渥美半島が識別できる。中空の遠景を注視すると御岳・中央ア・南アの雪山が望まれる。津市・松阪市・経ヶ峰・青山高原・矢頭山・伊賀富士・大洞・三峰・修業行・学能堂・栗・白猪・朝熊などの眺望を楽しみ、山頂標識、石社などをカメラに収める。日溜りで持って来た昼食を食べる。

ベンチまで下り、小アップダウンの山稜を辿り雄山に立ち寄る。此方にも石室があった。ベンチまで戻り下山にかかる。道路に出る前に三人の老人グループを追い越す。車のところに戻る。

時間もあるので近くの白猪山に登って行く。坂内から林道に入る。サイロのある開拓地手前の橋に重機があり通行止めになっている。下の橋の脇に車を停め出発。開拓地横の赤いゲートを抜ける。道路は舗装仕立てでコンクリートに鹿の足跡が付いてしまった箇所もある。左にカーブするところに登山口があった。道路の先に作業者風の二人が居て驚く。礼をする。植林帯になり谷を渡り白猪山と書かれた案内に従う。暫く進むと千年杉があった。黄色プレートの案内に従い谷沿いに進むと夥しい倒木帯になりルートが消える。右岸の斜面に取り付くが倒木で行く手を阻まれる。尾根まで頑張る体力も自信が持てないので本日はここまでとする。

来た道を辿り車のところに戻る。中村川に出て家路に就く。


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