矢頭山・篠ヶ広山


矢頭山
矢頭山

【日 時】2010年 4月11日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】矢頭山(731m)・篠ヶ広山(555m)
【山 域】伊勢(三重)
【ルート】 (11:00)中宮公園--(12:00)展望所--(12:40)矢頭山--
(13:50)矢頭峠--(14:55)篠ヶ広山--(15:55)中宮公園
【所要時間】4時間45分
【メンバー 】単独


前日の三峰山・平倉峰に続いて久々の連日登山で近場の矢頭山にする。急ごしらえのおにぎりとリンゴを食料にして家を出る。室の口付近の庭先には躑躅が見頃を向かえていた。中宮公園手前の駐車場に車が一台停まって、身支度をしている人がいた。大杉の駐車場に車を停め出発する。

公園上の谷の左の登山口から木の階段をユックリ登っていく。右に曲がり不動滝の案内、不動小屋を過ぎる。谷を渡って林道に出た後方に椿小屋がある。一服していると、女性の三人グル―プが追い越している。林道から植林帯に入り、谷沿いに進む。登山口から1000m地点から急坂になる。ロープを掴みながらひと登りする。先の三人組が休んでいる。急坂と緩い坂があい前後する。登り切った木のベンチのある展望所に出る。霞が掛かり青山高原がの判別は難しい。小憩する。

緩やかに登り尾根に出る。湧水場の標識を左に見る。緩い尾根を辿った後、ロープの張られた急坂になる。登り切ったところが秋葉大権現の石碑のある大日拝展望台。下って南に開けた鞍部から伐採の進む山が望まれる。不動ヶ岳から細い尾根を過ぎる。風尾ヶ岳から大きなアップダウンが待っている。最後の御峰に取り付く。ロープが張られ岩状の道となる。

小広場の山頂には石祠がありプレートも多い。東の眺望は余り優れず津・久居の街がおぼろげに見え伊勢湾の海岸線は判別できない。西側は三峰・高見・局・栗・修験業・学能堂・大洞等が望まれる。気温が高く、ここまで大汗を掻いたので木陰で食事タイムとする。オニギリを食べていると、先の三人の女性が登ってきた。下山際に何処からきたのか訊ねる。名古屋からで土日の高速割引利用とのこと。

下山に掛かる。木の階段の混じる急坂を一気に矢頭峠まで下る。さてここからが本日の課題の篠ヶ広山である。

登山口対面の道路脇から峠の尾根に取り付く。一気に下山後の登り返しはキツク感じる。「地籍調査」と書かれたピンクのテープが目新しい。小ピークで一服。ピークからは少し藪っぽくなる。薄暗い植林帯の急坂をテープを拾いながら登っていく。以前の索道跡は全く消えている。登り詰めて左に折れて、開けた伐採地に出る。この辺り茨が多い。今登った御峰が望まれ、南側には集落や局ヶ岳などが見える。次は岩のピークで岩祠があり浅間山のプレートがあった。稜線は切り開かれ踏み跡もあり以前とは様相を異にしている。一気に下った後、緩やかに登り返す。

三等三角点は切り開かれて明るい場所になっていた。細い木に篠ヶ広山のプレートがあったが、木を木を切られて落ちているプレートもあった。四囲に傾斜が落ち、下方に山桜が咲いている。木立で視界は無い。

空が曇り出したのでそそくさと山頂を後にする。来た道を辿り、峠に戻る。車道を下り車のところに戻る。家に帰り一志やすらぎの湯に浸る。


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