霊山


【日 時】2010年 5月29日(土)
【天 候】
【山 名】霊山(765m)
【山 域】柘植(三重)
【ルート】 (9:40)野外活動センター前--(11:00)稜線--(11:30)霊山--
(12:30)野外活動センター前
【所要時間】2時間50分
【メンバー 】単独


暫く山から遠ざかっていたので近場の霊山に出掛ける。この山は以前、上柘植から登ったことがある。今回は南側の野外活動センターからアプローチする。8時過ぎに家を出て美里からr165に乗る。長野トンネルは新しくなっていた。カメラを忘れた。コンビニもない。大山田から川沿いに進む。滝が幾つかあるようだ。大阪市野外活動センターゲートがあるがそのまま入っていく。小学生の団体が揃いのジャージーで登山に向かって行った。団体の施設のようで門の前まで戻り、道路脇に駐車する。前には田代池の堰堤が見える。身支度を整え出発する。

車道を進む。施設まで行かず、手前に源流探索コース・展望コースの標識があった。小さな山なので稜線を辿って行けば何れ山頂には行けるだろうとの甘い見通しで進む。谷沿いに暫く進むとグリーンチャレンジコースの標識がある。ブジ・レンゲツツジ・ガクアジサイなどが咲いている。暫く谷を辿ると水が途切れ植林帯になる。伐木された杉が両脇に散在。枝尾根に出る。開けたところにベンチがあり田代池が見える。薄い踏み跡を拾いながら進む。捲き道になり谷の源流部の湿地帯になる。蛙の鳴き声が聞こえる。一気の登りとなり広い稜線に出る。北側から車爆音が聞こえる。踏み跡はここで西に曲がっている。

東にはハッキリした踏み跡はないが、進む。幾つかの小ピークを越えながら進む。赤布、テープ類は全くなく、勘だけを頼りに尾根を進む。幸い薄い踏み跡があり、ヤブも疎な笹薮程度だった。北からの車の音も近くなり方向は合っていると思っていた。小ピークに出て木の間から対面の山頂に茶色の建造物が見えた。緩い尾根を辿るが方向が違う。戻って直接その方向に進む。谷に出て登り返すとまた行き過ぎていた。少し戻りやっと目標に向う。暫く進むと整備された歩道に飛び出る。山頂まで300m。傍にクリンソウが咲いている。木の階段を登って行く。

建物は天文台だった。ネットで中には入れない。大きな10m四方の芝生の窪地になっている。北側に一等三角点があり、鈴鹿の山や市街地、水の張られた水田、国道を走る車が眼下に展がる。対面に見える山は何だろう。南側は青山高原の風車や笠取山のドームが望まれ、東には錫状が見える。

持ってきた、ゼリーを食べ下山に掛かる。人気の山で数人の登山者と行き交う。こちらのルートは良く整備されている。アッと言う間に活動センターに着いた。子供の声が聞こえる。田代池の周回道を通って車のところに戻る。朝先に出ていった4人と着いたのは同じだった。


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