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【日 時】 | 2010年 5月30日(日) |
【天 候】 | 晴 |
【山 名】 | 迷岳(1309m)・飯盛山(930m) |
【山 域】 | 台高(三重) |
【ルート】 |
(7:30)香肌峡温泉--(9:05)稜線--(10:20)飯盛山--(11:05)唐谷林道分岐-- (12:00)迷岳--(13:35)唐谷林道--(14:20)香肌峡温泉 |
【所要時間】 | 6時間50分 |
【メンバー 】 | 単独 |
迷岳は記録をみれば1997年正月に登ったが、かなり急登な印象が残っている。5時半に家を出る。外は既に明るい。R368から東吉野に出て峠を越えて犬飼でR166を右折。スメールには7時過ぎについた。地図を頼りに唐谷川を少し遡行する。橋の袂に登山ポストがある。川の対面には美術館があり、大きなレーンのようなものが上から降りている。橋の駐車場に車が3台停まって、グループが入渓の準備中。私も車を停め身支度を整える。 橋の上からこれから目指す方向をカメラに収める。頭上に見えている覆い被さるようなピナクルは飯盛山か?登山ポストを左に見て唐谷川沿いの道を辿り、林に入る。左に曲がって暫く行くと分岐がある。テープは剥がれているが合わせると迷岳と書かれている。ステップが刻まれた植林帯の中のジグザグの急坂が続く。喘登となり1時間過ぎた辺りで一呼吸。気温は高くないので汗あまり出ない。所々やや左に捲きながら登って行く。単調な登りでウンザリするころに稜線に乗る。ここで左に折れる。右方向にはp630の案内プレートがある。比高300mほど一気に登ったことになる。 植林帯を抜けると岩の混じる急坂が続く。ロープ類も次々に現れる。眼下にスメールの駐車場などが望まれ空中漫歩の感を呈する。なんとか下から見えていたピークに達する。「飯盛山北峰809m」のプレートがある。少し下ってまた岩角、木の根を掴みながらの喘登が続く。布引谷側や蓮ダムの放流が見えるようになる。急登をなんとかこなし「930m飯盛山」の黄色いプレートに出会う。左の植林は最近間伐した様子で伐木した切り株が真新しい。すこし下ったところで休憩をしていると男性登山者が現れる。3人グループの様子で彼らも休憩する。 石楠花の木が多くなる。花の盛期は過ぎているようで落下花が多い。相変らず細い尾根が時々現れ、急傾斜なルートが続く。カメラを切るユトリもなく黙々と登って行く。唐谷林道の分岐を見て、坂を登って行くと広広としたブナ林に代わる。10人ほどのグループの下山者と行き交う。この辺りがp1079だろうか。大木に白いテープが巻かれている。足元にはイワタバコがある。暫く行くと急勾配の斜面が見えたので、一服。先の三人が追い越して行く。 新緑のブナ林の中を登って行く。ガスが掛かり始める。レンゲツツジが新緑に中にある。先方に先のグループが見え、山頂に出る。広く切り開かれた山頂で以前の印象はない。山頂標識をカメラに収める。「宮川登山口」と掛かれた立派な標識がある。ガスで視界はない。3、4グループが周りで寛いでいる。落ち葉の上に座って食事タイムとする。 南から絶えずガスが流れ、少し暗くなったのでそそくさと山頂を後にする。余り人には会わないと思っていたが、数人の登山者と行き交う。単独軽装の人が「後が中々来ない」と言っていたが、後に続く人は見掛けなかった。分岐から唐谷林道コースで下る。植林帯の中をやや右に捲きながら一気に下る。谷まで下り右に捲く。最初の枝谷で一本立てる。 滑岩を利用した導水した工夫があったが今は利用していない様子。大きな滝が次々に現れる。手前の滝の少し下で朝の入渓グループが休憩していた。林道に出ると2台の車が停まっていた。太陽が照り付け谷沿いのルートを取れば良かったか、と悔やまれる。舗装された車道タンタンと下る。尾根の末端に遊戯施設があったが稼動おらず、時計が止まっているのが虚しく感じられた。車のところに戻ると入渓グループも降りてきた。松阪周りで帰途に就く。こちらの方が峠もなく燃費消費も少ない。 ![]() |