堀坂山・観音岳


観音岳から堀坂山を望む
観音岳から堀坂山を望む

【日 時】2010年 6月21日(月)
【天 候】晴れ
【山 名】堀坂山(757m)・観音岳(606m)
【山 域】松阪(三重・松阪)
【ルート】 (10:30)森林公園--(12:20)観音岳--(13:10)堀坂峠--(14:00)堀坂山--
(15:35)森林公園
【所要時間】5時間 5分
【メンバー 】単独


堀坂山は堀坂峠から何度か登っている、先日白米城から縦走して森林公園に降りた。この時森林公園から改めて登ってみたいと考えていた。梅雨の晴れ間の予報だったが、朝方雨がぱらついた。あまりスッキリしない空模様だが、予報を信じて出掛ける。講座を終えて森林公園には10時半に着いた。駐車場には2台の車が停まっている。身支度を整え出発。

公園管理塔で登山口を聞き、案内図を貰う。キャンプ施設の芝生広場を横切っる。右奥の突き当たりを左に曲がると山道になる。植林帯の中に木の階段が延びる。雨後でジメジメした感じが漂う。ひと登りで木造の東屋がある。木立の間から松阪の街が見える。日差もあり予報通りになったが蒸し暑く少し休憩。

植林帯の中の坂道が続く。茶橙のガマ蛙が横切る。ジグザグに登ると尾根に乗り、左に曲がる。植林帯を抜けると自然林の尾根になり傾斜が緩む。木の間から堀坂山が見える。2種類の蝶が舞う。羽化して間もないのか集団を成している。夥しい小さな白い花か落下している。見上げるとスズランのような米粒大のドウダンツツジが連なって咲いている。見晴しの良い岩場に石仏があり、そばに石標があった。ここからは野鳥の森に下るコースの標識がある。前方に観音岳のピークが見える。ひと登りで見覚えのある白米城からに縦走路に出る。道端にはエンゴサクが咲いている。アップダウンをこなすと観音岳に着く。意外と時間が掛かった。傍らにはササユリが咲いている。昼時タイムとする。視界は海岸線が判別できる程度。

稜線を辿り堀坂山をカメラに収めながら堀坂峠に向かう。植林帯に入ると伐採作業中のプレートがある。コアジサイ・ヒトリシズカが咲いている。峠の近くではチェンソーの音が聞こえる。堀坂峠には車が3台あった。登り返しはややキツク感じられる。石門を潜り、植林帯の中のジグザグの坂を登っていく。尾根に出ると涼しい風が吹き抜ける。3組の老年のグループと行き交う。400m標識から傾斜が緩み、岩を越えると大日如来像に着く。小休憩。

分岐は右の植林帯のルートを採る。シロヤシオのような白い落下花が多い。左折して堀坂山山頂に出る。案内板の後に大きな温度計がある。25度。東側は霞みが掛かり伊勢湾の海岸線が識別できる程度の眺望。対面の白猪山のアンテナは判別不可。背後の局ヶ岳の鋭鋒は霞んでいる。山頂を後にする。

森林公園に向かう。勢津登山口の標識に従う。少し下ると急な坂になる。森林公園と勢津の分岐からは稜線のアップダウンになる。ギンリョウソウが咲いている。雌岳に立ち寄る。緩やかな下りで所々に小ピークに出る。強い下りになる。谷音が聞こえたころ、二匹の犬を連れた女性が登ってきた。一気に下ると林道に出る。暫く進むと車道に出て左に森林公園の入口がある。車のところに戻る。「堀坂山登山道雲母コース」の標識あり。

帰りは待谷林道で横滝寺を通って帰途に就く。堀坂山〜観音岳の道端にはササユリが咲き、「開花調査」と書かれた細木が立てられていた。次回は谷コースを巡ってみたい。


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