三峰山・平倉峰

平倉峰から
平倉峰から

【日 時】2010年 6月27日(日)
【天 候】曇り一時雨
【山 名】三峰山(1235m)・平倉峰(1222m)
【山 域】三重・奈良
【ルート】 (12:20)登尾小屋--(13:55)三峰山--(14:20)平倉峰--
(15:05)八丁平--(16:00)登尾小屋
【所要時間】3時間40分
【メンバー 】単独


相変らずの梅雨空だが、少し日が差したので三峰山に出掛ける。スーパーで弁当とおにぎりを買う。いつものコースで車を走らせる。が、神末で左折するのを間違える。神末川沿いに南下する。大阪ナンバーの車と行き交う。不動滝コースの第四駐車場は数台の車があった。梅雨にも拘わらず奥宇陀青少年旅行村は子供連れで賑わっていた。新道コースを右に見送り左折して橋を渡り、九十九折れの道を進む。登尾の小屋のには車なかった。小屋横に車を停める。

昼時になったので小屋で食事を済ませる。身支度を整え出発する。階段の上に新しい建物がある。展望所の案内があるが帰りに寄ることにする。植林帯の中の緩やかな道をタンタンと進む。単独行と行き交う。北に開けたところからは大洞山や日本ボソ・倶留尊山が望まれる。ホッカムリの石地蔵あたりで雨が降り出す。不動滝コースと合する。五本杉の小屋には行かず、スケルトンになった小屋でザックカバーを取り出す。上方から咳が聞こえる。少し暗くなって遠くに雷鳴が聞こえる。緩い坂道を登って行くと夫婦連れと行き交う。稜線に出て、分岐でやや雨脚が強くなり雨具を取り出す。御岳展望所からは神末の集落が見える程度。三峰山山頂では山頂標識と一等三角点をカメラに収める。雲が掛かり眺望はない。少し休憩していたが、虫が纏わり付く。

平倉峰に向かう。この辺りは木の根元から苔が生え異様な感を漂わせる。自然林のアップダウンの道となる。もうバイケイソウは枯れかかっている。相変らず虫が纏わり耳の中に入ろうとする、坂道は落葉の下が泥濘になって滑り易い。鹿の足跡が続いている。時々ガスで視界が数十mになる。梅雨のこの時期此方まで足を向ける人はいないようだ。平倉峰手前からガスが掛かる。暫くすると西風でガスが取れ、倶留尊山・古光山などが望まれるようになる。腰を降ろして休んでいると、小さな虫が集まっている。百匹近くのツバメが中空を滑空している。

来た道を辿り、三峰山山頂まで戻る。八丁平に降りで残った食料を平らげる。五本杉の小屋に立ち寄る。もう登山者はいないと思っていたが、数人の登山者が新しい小屋から出ていた。私も小屋に入ってみる。「アイゼンを脱いで下さい」の注意書きがある。靴からスリッパに履き替えて二回に上がる。下には緑のマット?が敷かれ大洞・倶留尊山が望まれる。窓を開けると涼しい風が通る。車のところに戻る。靴を水洗いして小屋の中で着替える。山小屋には霧氷祭り期間中の20回以上の登山者の名札があった。大阪や奈良の人が多い。家路に就く。


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