矢頭山


矢頭山から南を望む
矢頭山から南を望む

【日 時】2010年 6月28日(月)
【天 候】晴れ
【山 名】矢頭山(731m)
【山 域】一志(三重)
【ルート】 (12:30)中宮キャンプ場--(13:30)第一展望所--(14:00)大日拝--
(14:20)矢頭山--(15:35)中宮キャンプ場
【所要時間】3時間05分
【メンバー 】単独


講座を終え、有機化学の予習をしていると昼になった。梅雨の晴れ間が覗いているので昼食を済ませて矢頭山に出掛ける。大井小学校の横から峠を越え名松線を越えて左折。中宮キャンプ場の駐車場には車が一台停まっていた。矢頭の大杉をカメラに収める。身支度を整え出発。

植林帯の中の木の階段を登ると平坦な道になる。蒸し暑さで直ぐに汗が吹き出る。滝への降り口を右に見て不動小屋を左に見る。小川を渡り返して少し登ると林道の橋の袂に出る。直射日光が当たり堪らず椿小屋にて小憩。小屋には先客が居て驚く。話をすると久居の獣医さんとのこと。年配の方で、健康と調査のため林道からきたとのこと。大きなレンズのカメラを所持している。 再度、植林帯に入り小川に沿って進む。二股の谷の片側のコンクリートの管は相変らず剥き出していた。1000m山頂まで1175mの標識のある小屋から急坂になる。一気の急坂と、緩い坂が混じっている。下の展望所では休まず、上の展望所で休憩。ここまで来れば山稜も近い。青山高原の風車は十分に識別できる。暫し休憩。

湧水場を左に見て稜線を進む。涼風が吹き抜け気持ち良い。一気の急坂を登ると石柱のある大日拝展望所。少し下ると南側の集落や白猪山が見える。不動岳にササユリが咲いている。細目の尾根こえ風尾ヶ岳からv字状の鞍部を通る。ロープが張り巡らされた岩の混じる急坂になる。

山頂は風も無く暑い陽射しが照りつけていた。視界は東側には津市街や鈴鹿の山が望まれ、伊勢湾の海岸線が識別できる程度。南側は大洞・学能堂山・三峰・修験業山・栗の木・局などや、高見山の鋭鋒も見える。暑いので木陰でユックリ寛ぐ。片隅にイチヤクソウが咲いていた。カメラを向け、ボタンを押すと合わせたようにレンズに虫が飛び込んでくる。何度か試みたが何れも必ず反応する。結果は皆ピンビケになってしまった。

仁王峠(矢頭峠)に下る。一気の下りで、注意しながら下降する。林道が見える辺りのベンチで仰向けになって休憩。寝転んで木を見上げるのも何だか久しい。起上がって見るとポケットから車のキーがベンチの上に落ちていた。あぶない、あぶない。峠に降り、林道を下り、車のところに戻る。

風呂に入って汗を流すが、足首や背中が虫に刺されていた。どうも寝転んだ時にやられたようだ。この季節は虫が纏わり付く。私のザックは古く汗が染み込んでいる。入浴後ザックを洗うことにした。


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