錫杖ヶ岳・経ヶ峰


【日 時】2010年 7月 5日(月)
【天 候】
【山 名】錫杖ヶ岳(676m)・経ヶ峰(819m)
【山 域】布引(三重)
【ルート】 (11:00)下之垣内登山口--(12:45)錫杖ヶ岳--(14:10)下之垣内登山口==
(14:35)錫杖登山口--(15:45)経ヶ峰--(16:35)錫杖登山口
【所要時間】3時間10分・2時間0分
【メンバー 】単独


梅雨の晴れ間の予報となったので錫杖ヶ岳に行くことにする。スーパーで食料する。広域農道を通って芸濃から錫杖湖に向かう。カメラを忘れた事に気付く。下之垣内上の登山口の近くに車を停める。

身支度を整え出発する。登山口には「錫杖ヶ岳登山道入口」と書かれた大きな看板がある。「数字1から10番は頂上までに地点を示す」との案内もある。雨後で水量の多い谷沿いの未舗装の林道を進む。直射日光が当り、タオルを忘れたことに気付く。2番標識がありここが登山口で山道になる。植林帯の中の急坂になる。ギンリョウソウのような色の捻菌が目に入る。急坂が続き5番プレートを右に見る。谷音が聞こえる。小休憩。

急坂になる。開けたところに出て岩の横を通過。再度植林帯に入り枝尾根に飛び出る。六番標識があり、亀山市関町までの縦走路の標識がある。左に折れ、自然林と植林の境の尾根になり更に急坂になる。木の根を掴みながら登って行く。7番標識を乗り越すと主尾根に乗り一旦傾斜が緩む。木の間から山頂が見える。9番標識には立派なベンチあり寺への分岐となる。木の階段の坂を進むと平坦な道になり東屋が現れる。老男女が寛いでいる。ひと登りで加太からのルートと出合う。山稜に出ると国道を走る車爆音が聞こえる。

山頂には単独行が居り、セルフタイマーで自身の写真を撮っていた。「あついですね」と声を掛ける。霞が掛かり伊勢湾の海岸線がやっと識別できる程度だった。東の錫杖湖・津市街、南の北笠山・経ヶ峰、北の鈴鹿山脈などが望まれる。東屋まで降りてユックリ昼食タイムとする。

9番から寺へルートで下山。展望所の案内のところで先の単独行と男性が話しをしたい。植林帯の中を一気に下る。5番標識の滑谷のあるところから傾斜が緩む。寺の横に出て車のところに戻る。

時間も有るので、以前から気に掛けていた錫状湖側から経ヶ峰を目指す。2つトンネル抜けたところに経ヶ峰まで6.6kの標識がある。谷沿いの林道を標識を追いながら進む。地道になる分岐に一台の車がある。舗装と地道が交互に現れる。林道終点は雨量計や火の用心の横断幕がある。

身支度を整え出発する。いきなり、谷の徒渉になる。雨後で水量が多いようだ。左岸に道が延び堰堤の上に出る。谷沿いに登り二つ目の砂防ダムの上から谷から分かれる。植林帯の中の道を黙々と登る。暫く登ると開けた所に出る。単独行と行き交う。小休憩。

ここから上部は伐木され太陽が直接当る。またタオルを忘れたことに気付く。右側は保護ネットが張られている。左側に青い支え柱があるが、育木は既に枯れているようだ。風が無く汗が吹き出る。振返ると先ほど登った錫状ヶ岳と東に延びるギザギザの稜線が望まれる。吹き出る汗を手で払いながら見覚えの有る稜線に辿りつく。植林帯に入りホッとする。休憩施設に入り登山日記を読む。山頂下に出ると東コースからの単独行と出会う。

山頂は暑く展望台下にザックを置いて寛ぐ。展望相変らず長谷山、津市、錫状ヶ岳、笠取山、青山高原、風車群、伊勢湾岸線が判別できる程度。

来た道を辿り車のところに戻る。帰路は1時間も掛からず。このコースが最短かもしれない。着替えを済ませて家路に就く。柿沼氏のラジオ番組を聞いていると、三重の人から「今日、錫状ヶ岳に今年119回目の登山をしてきた」との投稿があったと報じていた。山頂で会った人かもしれない。


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