大洞山・尼ヶ岳


大洞山雄岳から
大洞山雄岳から

【日 時】2010年 8月15日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】大洞山(1013m)・尼ヶ岳(957m)
【山 域】曽爾(三重)
【ルート】 (10:50)倉骨峠--(11:45)大洞山雄岳--(12:05)大洞山雌岳--
(13:30)倉骨峠--(14:40)尼ヶ岳--(15:30)倉骨峠
【所要時間】4時間40分
【メンバー 】単独


昨日の雨で雨具はまだ乾いていないが久しぶりに連日登山に挑戦。近くの尼ヶ岳・大洞山に出掛ける。着替えと飲み物を車に放り込み出発する。スーパーで弁当とおにぎりを買う。大洞キャンプ場から倉骨峠に向かう。陽射しが強く台地の上に車を停める。台地と路脇に車が一台ずつある。本日もムシムシした天気。車の周りにはアブがブンブン羽音を発てている。身支度を整え出発する。

今回はまず、大洞に向かう。植林帯に入る。キャンプ場との分岐から傾斜が増す。新しい木の階段が馴染んでいる。ひと登りして左に曲がる。自然林の中に苔むした岩が続く。登り切ったところに四の峰のプレートが掛かっている。ベンチもある。緩く下ると右に平行して林道が走っている。大洞山まで20分の標識があり、ここからまた急坂になる。尾根道になると風が通る。林相が植林帯から自然林に変わる。山頂の一角に出ると野晒しになり直射日光が刺す。朝の曇天とは打って変り盛夏がやって来た。視界が利き高見山が良く見える。

雌岳山頂の広場は草息れでムンムンする。木陰で少し休む。伊賀富士をカメラに収め雄岳に向かう。鞍部からの登り返しは木の階段が整備されている。雄岳山頂は倶留尊山・古光山の展望ベンチの周りのみ刈り払われていた。木陰で寛いて昼食を摂っていると老夫婦がやってきた。暑いが、昼食を摂ると少し落ち着く。ツリガネニンジンを見て山頂を後にする。男性の単独行と行き交う。雌岳からはユックリ下る。峠手前で私の行く方に鹿が居る。私の存在に気付かない様子なのでノド笛を鳴らす。と、身を翻して行った。台地の車はもうなかった。

水分を補給して尼ヶ岳に向かう。峠から左に林道を見ながら植林帯の中を緩やかに下った後、急な石段を一気に下る。大タワで車道からのルートと出会う。車道に降りていく老夫婦と行き交う。植林帯の中のアップダウンの後、木の階段の急坂になる。登り切ると東海自然道は左に曲がる。尼が岳にはそのまま真っ直ぐに登る。キツネノカミソリの群落は7月より大きくなっていた。黒い大きな蝶が花に群がっている。小休憩。

巻道は良く踏まれ、草木は刈り払われ完全に山道になっている。ジグを切りながら高度を稼ぐ。20cmほどのミミズが蠢いている。木陰から出ると陽射しが強い。傾斜が緩み山頂の広場に出る。この辺りの叢は刈られていない。

山頂風景をカメラに収め、ザックを下して木陰でユックリ。陽射しが強いので山頂を後にする。大タワで小休憩。石段の登り返しにもキツネノカミソリが咲いていた。峠は風が吹き抜けていた。車に戻り先ずは着替え、家路に就く。


キツネノカミソリ
キツネノカミソリ

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