伊吹山


伊吹山
伊吹山

【日 時】2010年 8月18日(水)
【天 候】
【山 名】伊吹山(1377m)
【山 域】伊吹(滋賀・岐阜)
【ルート】 (9:05)笹又駐車場--(10:55)静馬ヶ原--(12:05)伊吹山--
(13:40)静馬ヶ原--(15:00)笹又駐車場
【所要時間】5時間55分
【メンバー 】二人


5時頃家を出て、R23を北上。桑名から堤防道に入る。道の駅で仮眠。墨俣辺りからラッシュアワーの渋滞に嵌る。盆も終わり平日に戻ったようだ。さざれ石公園から農道に入る。どんどん高度を揚げる。伊吹スカイラインが近くに見えるところに駐車場がある。畑仕事の車など数台の車が停まっている。車内で軽食を取る。陽射しが強いので素早く身支度を整える。

出発する時、おばあさんがやってきた。「これから登るんか」と声を掛けられる。帰りに薬草風呂に入るつもりだというと、「水曜は休みや」との返事。舗装道の脇の登山道から登り始める。暫く植林帯を進む。整備された山道だが虫が集ってくる。林道に出ると日差しが照りつけ猛烈に暑い。林道終点近くは細い地道になる。麦藁帽子を被っているがジリジリするような陽射しで体全体から汗が吹き出る。堪らず最初の木陰で小休憩して水を補給。フジテンニンソウは花は付いていない。私の後ろには虫が集ってくる。

ひと登りしたところから林に入り木陰になりホッとする。風車のようなフシグロセンノウが咲いている。ジグザグに急坂を登り。釜跡で休憩する。緩くでも風が吹けば気持ち良い。梨を食べて少し落ち着く。林が切れる辺りから陽射しに出ると汗が吹き出る。単独の下山者と行き交う。稜線に出ると槍ヶ先・鍋倉山、笹又の駐車場が望まれる。車は増えていないようだ。トラバース道に入るところの木陰で休憩。これから先、伊吹山の駐車場まで木陰はない。

トラバース道からオニユリ、ミツバフウロ等と伊吹の山野草が多くなる。北尾根ルートと出会い静馬ヶ原に出ると風が抜け気持ちが良い。スカイラインに出ると伊吹山にはガスが掛かっていた。炎天下の歩行を覚悟していたので少しホッとする。平日で自動車の往来は少ない。大きな望遠レンズ付のカメラを持った人達が路駐して屯している。道路際からガスが吹き上がるが風が無いところもある。山頂駐車場に着き、一服する。

ここからは金糞山、貝月山、虎子山、国見、伊吹北尾根が望まれる。駐車場の西には大阪方面行のバス停がある。西遊歩道から登り始めるが人が多く数珠繋ぎ状態。花はクガイソウの紫が目立つ。トリカブト、コイブキアザミ、シモツケソウ、メタカラコウ、ツリガネニンジン等が咲いておる。途中のカーブからは駐車場が見える。山頂の一角に出て左に曲がる。琵琶湖方面からガスが流れる。

人が多く日本武尊の像では記念写真の順番待ちとなる。ガスで直射日光は当らず南のベンチに移り昼食タイムとなる。

旧測候所、一等三角点を見て東遊歩道から降りる。ビークに出て振り返ると測候所が高く見える。東南には大野山、大垣市街地、濃尾平野が望まれる。鳥居と墓を右に見て下る。遊歩道の杭打ちと案内縄の張替作業をしている人が十数人。此方はサラシナショウマが多い。静馬ヶ原が見えるが左折して戻るように駐車場に降りる。小休憩。

帰り路のスカイラインは晴れてしまった。が、下りで足は自然に動く。路脇を歩いていたが、大型バスがすれ違うと狭く感じる。静馬ヶ原は風が吹き抜けていた。トラバース道の木陰で休憩。一気の下りだが、家内は疲れ気味。釜跡で小休憩。お婆さんはまだ畑仕事中だった。笹又の駐車場の車は全て掃けていた。車のところに戻る。着替えを済ませクーラーボックスの飲料を飲む。

春日村の薬草風呂は閉まっていた。揖斐川町に出て軽食を買って帰途に就く。


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