経ヶ岳(中央アルプス)

八合目から北を望む
八合目から北を望む

【日 時】2010年9月22日(水)
【天 候】曇り時々晴
【山 名】経ヶ岳(2296m)
【ルート】 (6:35)仲仙寺登山口--(8:00)四合目--(9:30)七合目--(10:35)九合目--
(11:10)経ヶ岳--(12:40)七合目--(13:40)四合目--(14:30)仲仙寺登山口
【所要時間】7時間55分
【メンバー 】二人


前夜、伊那に入り国道から県道に入るところで迷う。羽広入り仲仙寺の駐車場には車が一台あった。寺の車と思い、下の民家の空地で車中泊になった。朝起きてみる東の空は朝焼けで南アの稜線が望まれた。明るくなって周辺の様子を確かめる。朝食を摂っている間、2〜3台の車が上がっていく。資料館の前の駐車場に移動する。熊本・神戸・静岡ナンバーと多彩な地域で皆登山の準備をしていた。私達はユックリしていると神戸の人以外は、皆、サッサと出発していった。境内の公衆トイレで用を済ませ、身支度を整え出発する。

檜の植林帯の中に良く踏まれた幅広の道が延びる。やがて鬱蒼とした自然林に変わる。P(ピット)1から右に曲がりトラバース状のルートになる。このから笹草は覆い手入れされていない。P2があると考えていたが現われず。大汗となり4号目手前で休憩。

少し行くと初めての号目標識のある4合目に飛び出る。大泉ダムルートと合流し、笹が綺麗に刈り払われている。5合目まで30分の案内もあり目安になる。明るいシラビソの植林帯の中の緩い登りが続く。5合目には青いテントで覆われた簡易小屋がある。左に曲がる。段々斜度が増し急坂になる。尾根に乗り右側がツガ系の植生になり原生林の様相。6合目は岩場にあった。小休憩。

喘登となり七合目へ。顕著なピークで4等三角点がある。やや視界が開け目指す山頂方向を見るが霧が掛かっている。右に曲がり、一気の登り返しとなる。道端にナツムシソウが咲いている。八合目には「望卿?」と掛かれた石柱がある。北側に雲の底に日の当る街が見える。山頂方向は雲が掛かっている。

綺麗に刈り払われた笹の中のアップダウンの道になる。細身で長身の若い人が軽快な足取りで追い越していく。小ピークには8、9合目の中間点の標識がある。辺りは苔で覆われ水滴が付いている。少し下ってユックリ登っていく。朝最初に出発した人と行き交う。案内の30分ほどで緩いピークに着くがまだ先にルートが伸びている。シラビソの細い枝に水滴が付いている。緩い傾斜を登ったのちやや急な坂を登って山頂に到達。

二等三角点と山頂標識をカメラに収める。一緒に到着した静岡の二人の女性と談笑する。昼食を摂って南にテープを追いトレースを辿るが判りにくい。

来た道を辿り帰路に就く。往路では見なかった頂上と9合目の中間標識がある。8合目付近では霧も晴れた。登ってきたコースが全て見渡せ、伊那市街・諏訪周辺の山・車山などが遠望できる。このコース一番の眺望が8合目付近で7号目は開けているが木立で眺望はイマイチ。6合目で小休憩。P1で食料を平らげる。下るほど暑さが戻ってきた。車のところに戻る。

早速温泉に入ろうと古い地図を調べる。南沢鉱泉に向かうが距離が有りそう。温泉の案内に従い車を走らせると元来た仲仙寺近くのみはらしの湯に着いた。汗を流し夕食を済ませユックリする。

もう1日南下して熊伏山でも、と考えていたが可也悪い予報になったので今回はここまでとする。権兵衛トンネルを抜け木曽側へ。上松でガソリン補給。南木曽から中津川、可児では大雨になった。岐阜では事故渋滞に嵌り、帰宅は24時過ぎになった。




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