桧塚・桧塚奥峰

桧塚
桧塚

【日 時】2010年10月11日(月)
【天 候】
【山 名】桧塚(1402m)・桧塚奥峰(1420m)
【山 域】三重
【ルート】 (12:30)登山口--(14:30)桧塚奥峰--
(15:00)桧塚--(16:30)登山口
【所要時間】4時間00分
【メンバー 】二人


家内は9月以来の山行で見晴しの良い台高の桧塚・桧塚奥峰に行くことにする。家内は以前この山に登っているがその時は雷で余り印象はなかったと思う。伊勢道を松阪で降りR169に入る。少し大回りだが道幅も広くなり以前に比べてユッタリ走行できる。香肌峡温泉を左に見て蓮ダム湖畔の道を進む。青田発電所から木屋谷林道に入る。管谷川入口にはトラックがあった。橋を渡り少し登る。カーブに車が一台ありこの辺りかなぁと登山口を探すがない。少し上に行くと脇の空地に乗用車が3台駐車していた。先に進み道路脇に車を停め登山口を確認。身支度を整え出発。

谷沿いに少し進むとルート上に伐木が塞がる。跨いだり潜ったりしながら進む。谷を離れ、杉の植林帯の中に入る。ジグザグに緩やかに道は切られている。枝道が多く、途中、作業道に入ってしまう。「登山道」と木に捲かれたテープを見つけて安心する。幾つか幅の広い作業道がルートを横切る。嘗てはここまで車が揚っていたかもしれない。細身の人が「遅い出発ですね」と行って勢い良く追い越していった。涸れ落ちた杉がクッションになって歩き易い。植林帯を抜けるまでと考えていたが青い屋根の小屋が現れ、昼食タイムとする。

子供連れのファミリーが降りてくる。幅広の道が現われ、ヒノキの植林帯になる。一旦日の当るところに出るがまた植林帯になる。少し上ると植林帯を抜け笹原となる。これから上部は一面の笹原で直射日光が降り注ぐ。この斜面は木立が少なく、眺望は頗る良い。先日歩いた馬駈ヶ場の周遊コースや林道も良く見える。冬の烈風で木の枝が風下の東に伸びている。自然林と笹の交錯する桧塚の斜面をカメラに収める。遠くにナメラ山へ上がる林道が望まれる。快適に笹の斜面を登り稜線に達する。単独の下山者と出会う。右に曲がり桧塚奥峰を目指す。

先に追い越していった人と行き交う。直ぐに見えていたピークに着く。山頂は10m先の案内。三角形の支え標識は以前にはなかった。二人の登山者が寛いでいる。桧塚奥峰からの景観は素晴らしかった。ヌタハラ渓谷を挟んでユッタリとした笹原が眼前に展開する。その背後に国見から池小屋に稜線が連なり、さらに白倉・迷へと伸びる。東に目を転じると眼下の笹原が桧塚のピークにせりあがり千秋峰・岩尾口山へと稜線が続く。やや紅葉した木々をカメラに収める。

桧塚を目指す。西側の強風斜面と比較して山の反対側のブナの木は真直ぐに伸びているように見えた。桧塚には三角点はあるが木立で視界はない。青田ダムから縦走してきたという登山者が疲れた様子で行き交う。

分岐に引き返す。高見・三峰・修験業・栗・局や曽爾の山々の眺望を楽しみながら来た道を戻る。車のところに戻る。帰路は高見トンネルを抜けて北上ルートで帰るが、往路と同じ位時間を要した。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる