烏岳


烏岳大日から
烏岳大日から

【日 時】2011年 2月19日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】烏岳(545m)
【山 域】多気(三重)
【ルート】 (12:00)波多瀬登山口--(13:30)烏岳--(14:45)波多瀬登山口
【所要時間】2時間45分
【メンバー 】単独


牛草山にするか迷ったが烏岳にする。烏岳は以前西側から登ったことがある。白猪山に行く途中でその登山口の案内を目にしていた。嬉野から高速に乗る。無料区間になった土曜の交通量は多い。松阪で降りR166を西進。大石手前の烏岳登山口の案内に従い左折して橋を渡る。波多瀬の集落を抜けると八桂神社がある。細い林道になり突き当たりが登山口になる。駐車するにはスペースがないので、貯水場まで戻り車を停める。身支度を整え出発する。

登山口の案内版によると標準的な西コースと東コースが書かれている。東コースで登り西コースで降ることにする。足谷に沿った広い山道を進む。「烏岳山頂」の緑色の標識がある。橋を渡ると植林帯の急坂になる。同じような急坂が続き薄暗い植林帯の中を黙々と登っていく。抉られた道で杉の枝が溜まっている。一汗かいた頃、植林帯を抜け雑木林に変わる。中電の黄色い送電路案内板がある。木の名前の書かれた板があり裏に「元丈の里」と書かれている。リンゴを齧り小休憩。

「尾根コース」の標識が現れ、尾根に出ると「尾根コース入口」の案内がある。植林帯のルートはコースが伐木されている。小ピークに出ると、山頂はまだ遠くに見える。尾根に乗るが、ピークが幾つも現れる。右に白猪山から麓に広がる集落が望まれる。川を挟んで波多瀬の集落が眼下に見える。イヌシデ、リヨウブ、ヒメシャラ、クヌギなど裸木が多く、緩い冬の光が当たる。偽ピークにウンザリするころ尾根コース下り口の標識が現れる。傍らに大日石地蔵があり、東屋がある。ここからは松阪・津の市街地や伊勢湾も望まれる。

波多瀬コースと合し、植林帯を抜ければ広い烏岳山頂に到着する。展望台と広い草付きの広場になっている。西側から来た夫婦連れが寛いでいる。局ヶ岳が対面に立派に見える。栗の木は少し見えるが、修業行・三峰は見えない。高見山はかなり低く感じる。迷・国見・伊勢辻など重畳たる山々は冠雪して寒そうに見える。南側の眺望も良いが七洞・獅子などの同定はできない。草の上に腰を下ろし、日溜りで食事タイム。ストーブを用意するが具材を忘れたことに気づく。冷たい食物は暖かいお茶で我慢。

帰路は西コースにする。少し降ると鉄塔に出る。東コースの合流点があったが、東コースは踏み跡が薄そうだった。こちらも急坂が多い。傾斜が緩み竹林が現れると登山口に出る。改めてコース案内板を眺めるが、尾根コースと東コースの分岐は何処だったのか、と思う。車のところに戻る。


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