藤原岳


藤原岳
藤原岳

【日 時】2011年 4月 4日(月)
【天 候】
【山 名】藤原岳(1171m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (11:30)大貝戸登山口--(12:20)四合目--(14:05)藤原山荘--
(14:45)展望丘--(15:35)天狗岩--(17:45)大貝戸登山口
【所要時間】6時間15分
【メンバー 】二人


恒例となりつつある藤原の福寿草の花見に家内と出掛ける。おにぎりを買ってグリーンロードを北上、亀山からR306に入る。菰野の三滝をはじめ道路沿いの桜はまだ三分咲き位だった。大貝戸の休憩所の駐車場は20台ほどの車になっていた。ここまで2時間、やはり遠くに感じる。スペースに車を止め身支度を整えスパッツを装着して出発する。

鳥居を左に見てユックリ出発。サルが悠然と前方を歩いている。植林帯の中を登って行くと堰堤が左に現れる。予想より気温は低く感じられる。二合目の道脇に石地蔵がある。急な岩場帯を抜け三合目の上部からは冬枯れの自然林となる。何組かの単独行と行き交う。長靴姿の人もいる。四合目の落葉の広場で休憩しおにぎりを食べる。

陽射しが強く五合目の上からは植林帯の日陰で寒く感じられる。八合目で小休憩する。吹きぬける風が冷たく感じられる。雪が現われ、ここからは泥濘状態になる。聖宝寺ルートと出会う。九合目への冬道はガードされていた。この辺りからは一面雪で雪の無い所にチラホラと福寿草が現れる。ウィークディだが下山者が多い。単独行・夫婦連れが多い。若い人は健脚のようだが、老年代の人は余り山慣れしてないようにに見える。九合目でシッカリ花を広げた福寿草が現われる。ジグザグの急坂となる。4人の老年団が雪に苦労して模様。

藤原山荘でストーブを点け昼食タイムとする。山荘から眺める展望丘にはまだ残雪に覆われ、雪道を登る登山者が良く判る。展望丘に向かう。泥濘を避け雪を拾いながら進む。鞍部から山荘を眺めながら雪原の登り返しとなる。

展望丘からは南西に眺望が展がる。治田峠から銚子ヶ岳へと高度を揚げ、静ヶ岳から竜ヶ岳へと延びた鈴鹿の主脈に残雪が映えている。本日は、琵琶湖・伊吹・白山・御岳など遠方まで視界が利く。景観をカメラに収める。

山荘まで戻り、天狗岩に向かう。緩やかなアップダウンの道となる。雪が多くいつもの場所の福寿草はまだ蕾だった。白船峠への分岐を右に見送ると直ぐに天狗岩となる。最後の登りで直接岩場に出る。

ここは岩場で一気に落ちこんでいる。眺望は頗る良い。展望丘から西尾根のスイカイラインには雪尻が残っている。土倉岳から御池岳への稜線も真近に望まれ、雪も多い。木の間から残雪の伊吹山が望まれる。

藤原山荘に戻ると人は掃けていた。人には会わず5号目で小憩。駐車場は私の車のみとなっていたが、山頂で合った若い男女が休んでいた。着替えを済ませ帰途に就く。

ウィークディで20〜30名の登山者がいた。雪が多く福寿草の盛期はまだまだという感じだった。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにどる