堀坂山・観音岳


堀坂山のヒカゲツツジ
堀坂山のヒカゲツツジ

【日 時】2011年 4月29日(金)
【天 候】晴れ
【山 名】堀坂山(757m)・観音岳(606m)
【山 域】松阪(三重・松阪)
【ルート】 (11:30)森林公園--(13:30)観音岳--(14:30)堀坂峠--(15:15)堀坂山--
(17:10)森林公園
【所要時間】5時間40分
【メンバー 】単独


GWは特に予定はなく晴耕雨読にするつもりだった。天気はまぁまぁの予報である。いつものように講座を聞いて森林公園からの堀坂山に出掛ける。スーパーで食料を仕入れる。伊勢道は車が一杯だが流れている。松阪で降りる。森林公園の駐車場は満車状態で空場所を見つけるのが大変。身支度を整え出発。

管理塔で観音岳への簡単な地図を貰う。管理者は尾根コースを勧めたが、まだ行ったことのない谷コースを取る。公園はバーべキューの匂いが充満している。近くの山の名前が書かれたバンガロー間を抜けると静かな植林帯の登りになる。少し登って平坦なトラバース気味のルートになる。所々にロープがあり余り踏まれていない模様。ゴンジャ岩は植林の中にあった。そのまま登っていくと思っていたが、直ぐに下り出し林道に下りる。荒れた林道で車は通れない。12時近く、腹も減っていたので持ってきた弁当を食べる。

林道を道なりに進む。ショートカットの分岐は大滝に向かう。「知る人ぞ知る大滝」の標識ある滝は水量は少ないが落差はまあまあ。急坂を登って分岐ルートと合流。小滝は谷の一部といった感じ。尾根に出たところが野鳥の森。ベンチがあったので腰掛けていると、西側から三人の高齢の女性がやって来てベンチに腰を降ろし始めた。ここからは木の階段が延びる。ツバキなど植樹された疎林で見晴らしが良い。広い階段から細い登山道になる。三人の下山者と行き交う。木の間から堀坂山や松阪の市街地を眺めながらの登りになる。犬連れの女性が道端で食事をしている。尾根ルートに出ると満開の黄色いヒカゲツツジが迎えてくれた。赤いベニツツジも蕾状態。前方に観音岳のピークが見える。ひと登りで白米城からの縦走路に出る。アップダウンをこなすと観音岳に着く。靄で伊勢湾岸線は見えない。堀坂山は見える。山頂では白米城から縦走してきた人や私と反対ルートの人達がいた。ストーブを点けおでんを煮る。

薄く桃色に染まった感じの堀坂山をカメラに収めながら稜線を辿り堀坂峠に向かう。スミレや山サクラなどが咲き春爛漫といった感じ。植林帯に入る。伐採作業中のプレートがまだある。峠への下りにかかる。堀坂峠には10台程の車が停まっている。石門を潜り、植林帯の中のジグザグの坂を登っていく。登り返しはキツク感じられる。400m標識から傾斜が緩む。観音岳の縦走グループが後から付いて来る。岩を越えると大日如来像に着く。ここで小休憩。分岐は左のおなご観音ルート。急坂を登り仏像脇を通り、堀坂山山頂に出る。

東側は靄で視界は良くないが、西側は意外に良い。前方の新緑と淡い花、曽爾の山、三峰の連山、白猪山の山並みとその背後の山々が見事な濃淡のグラジュエイションを成している。山頂を後にする。

勢津登山口の標識に従う。少し下ると急な坂になる。山サクラの大木が多いのに初めて気付く。森林公園と勢津の分岐。稜線のアップダウンになる。雌岳に立ち寄る。緩やかな下りで所々に小ピークに出る。ヒカゲツツジが満開で木陰に咲くその可憐な艶やかさを知る。強い下りになる。谷音が聞こえ、林道に出る。堀坂山登山道雲母コース」の標識あり。暫く進むと車道に出て左に森林公園の入口がある。車のところに戻る。キャンプサイトではテント張って寛いでいる親子連れがいた。

高速で松阪から嬉野で降りて、帰宅となる。



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