高見山・天狗山


高見山から天狗山方面を望む
高見山から天狗山方面を望む

【日 時】2011年 5月 4日(水)
【天 候】晴れ
【山 名】高見山(1249m)・天狗山(993m)
【山 域】台高(三重)
【ルート】 (9:30)奥山登山口--(11:00)天狗山--(12:45)高見山--
(15:05)奥山登山口
【所要時間】5時間35分
【メンバー 】二人


天気が良いとの予報。久しぶりに家内を連れて少し長めのコースを考え、桃俣から高見山の北尾根ルートを目指す。黄砂も緩み青山高原の山稜や風車群も望める。R369から町屋に入る。西出で西杉山の家の案内を右に見る。間違いそうな分岐には高見山の案内板がある。桃俣川沿いに進むとログハウス群があり、住人が居た。奥山の広場には大阪ナンバーの車が停まっていた。車を停め身支度を整え出発する。

木の階段を登り高角神社の左脇から登山道が延びる。檜の植林帯の中の道は抉られた急坂で足場の良い横道を通る。ひと登りで小ピークを右に見て稜線に出る。ヤニを採るためだろうか、松の幹が削られている。傾斜が緩み暫く進むと天狗山への登路が望める。ヤマサクラと新緑に彩られた天狗山を眺めながら小憩。

少し下ると左に金網の防護柵が現れ、竹薮となる。金網から網ネットに変わる。網ネットが無くなる辺りから自然林になる。傾斜が強くなる。急坂の日の当たる自然林の中を気持ち良く進む。ピーク手前で左に捲くルートがある。直登すると天狗山に出る。木立で視界は無い。山頂標識や「マッシュ白○」と書かれたコンクリ板がある。持ってきたリンゴとパンを食べ小休憩とする。

一旦下り先の捲き道と出会う。植林帯の中の急坂を黙々を登る。植林帯を抜けると東側が開け三峰・学能堂山や曽爾の山が望まれる。アセビ・ツツジ・ヤマサクラが斜面を彩る。単独行と行き交う。登り切ると請取峠からの三峰の稜線に出る。開けたところで三峰への縦走路が望まれた。高見山の社とアンテナが識別できる。アップダウンのルートになる。緑のバイケイソウが勢い良く芽を出している。単独行と行き交う。建造物跡のある草付の南は崩壊した赤い壁が一気に落ちていた。落差は数百メートルに及ぶだろうか。三角形ピークを左に捲いて稜線に出ると山頂の社が指呼の間に飛び込んで来る。沢山の登山者も見える。ここでシャリバテ気味になったので昼食タイムとする。

岩の混じる草付きの稜線になり眺望が展がる。上方から人声が聞こえる。高見峠からのルートと出会う。遥か下方に駐車場が見える。三角点と石で囲まれた祠をカメラに収める。小屋上の展望所のベンチに上がって展望を楽しむ。視界はまあまあ良く、伊勢辻山への稜線や国見・木梶・桧塚などが望まれる。北は曽爾の山が望まれ、ニョッキと出た鎧岳・兜岳が特徴的である。

展望をユックリ楽しみ山頂を後にする。南側斜面にはコブシの花や山桜が咲いている。稜線からの降り口で持ってきたおでんを食べていると、5〜6人のグループが登ってきた。高見山までの所要時間を聞かれる。アセビが満開状態である。天狗山は捲き道を取る。車のところに戻る。神戸ナンバーの車が二台あった。着替えを済ませ帰途に就く。

時間があるので先日の場所でクサソテツを採る。今シーズンは収穫期はこれまでのようだ。道の駅の立ち寄るとコゴミの苗や販売が行われていた。


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