御在所


ゴンドラ・鎌ヶ岳・大黒岩・恵比寿岩を望む
ゴンドラ・鎌ヶ岳・大黒岩・恵比寿岩を望む

【日 時】2011年 5月15日(日)
【天 候】
【山 名】御在所(1212m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (8:40)旧料金所下--(9:30)負ばれ石--(10:00)キレット--(11:00)立岩--
(11:25)山頂公園--(11:55)三角点--(12:50)御岳神社--(15:15)旧料金所下
【所要時間】6時間35分
【メンバー 】二人


今年は寒かったのでアカヤシオは遅いと見ていた。しかし先週入道からイワクラ尾根で満開を過ぎていた。御在所に行くべきかまよっていたが家内と出掛けることにする。お茶とバナナを食べて6時30分過ぎに家を出る。広域農道、亀山を通りR306に乗る。菰野からスカイラインに入る。交差点のコンビニは土産物屋になっている。道の駅で用を足し、サークルKで食料を調達。山は既に緑に覆わている。裏道辺りから道路脇に車が並び始めている。旧料金所まで行くと通行止めになっている。この周辺は既に満車状態。少し下った路脇に車を停める。車内で朝食を摂っていると次々に車がやって来て、道路の片側にアッと言う間に車列ができた。身支度を整え出発する。

外気は意外に冷やりと爽やかだ。旧料金所には簡易トイレがあった。中道の登山口から山頂方面を見ると山頂付近にピンクの色が見える。年配の方が息を弾ませながら登っている。早くも下山者と行き交い、走って降りていく。連休ほではないが登山客は多い。ザレ目の坂道を登り開けたところに出る裏道分岐には三合目の標識があった。ケーブルの往来するロープウェイ下では直射日光が当り暑さを感じる。急坂になると先行する家族連れなどで渋滞気味になる。丁度入れ替わりで負ばれ石の上の岩場で休憩。石の頂部にはボルトとロープが見える。傍らに蕾のシロヤシオが咲いている。五合目の標識あり。

岩のテラスに出ると鎌ヶ岳とロープウェイが望まれる。岩場から振り返るとテラスの背後に鎌が岳が望まれる。道の傍らにはイワカガミが咲いている。若者に道を空けると走って登っていった。最近山岳マラソン紛いの人を見掛けるようになった。地蔵岩の浮石は上の岩場からがビューポイント。女の子が奇声を挙げている。キレットでは渋滞していた。岩場の上で休憩がてら見物。岩場に慣れてない人が多く、鎖に頼り見ている方が怖くなる。下山者もおり疎通がよくない。自分で実際降りてみると、鎖は必要ないと感じた。

毎年アカヤシオが咲く岩のところの花は既に落ちているところが多かった。開けたところに出る。七合目の標識がある。立岩まで行くことにする。アカヤシオは所々に咲いているが全体にもう盛期を過ぎている。立岩に出ると人が多い。鎖場下に八合目の標識。ここも入れ替わりでいつもの岩のテラスで休憩。遥か下に藤内小屋を見る。立岩近辺のアカヤシオは盛期は過ぎているが岩場にマッチしている。

中道下山口まではショウジョウバカマを見る。太った単独女性は慣れた様子で登っている。展望台からはゴンドラ・鎌ヶ岳・湯ノ山温泉・大黒岩・恵比寿岩など高度感溢れる眺望が展がる。山頂のアカヤシオも盛期を過ぎている。山頂公園はロープウェイ客で賑わっていた。

カモシカ園下の池にはミズバショウが咲いている。芝生のスキー場から一等三角点に向かう。タテヤマリンドウが芝生の上に咲いている。国見岳方面もアカヤシオが見える。三角点をカメラに収めているとシャッターを頼まれる。新しい機体でパネル上にシャッターがあった。西の岩場のスペースで寛ぐ。雨乞・七人山・イブネ・クラシ・銚子ヶ口・愛知川・国見・釈迦等鈴鹿の北西が一望となる。こちらからは裸木の中にタムシバの白が目立つ。既に新緑の季節が始まっていることを実感する。吹き上がる風を浴びながらおにぎりを食べる。

御岳神社周辺もアカヤシオが一杯だったので周遊していく。石碑のあるところから周遊道に下る。更に下ると池があり人が集まり何やら神事めいたことが行われていた。御岳神社まで登ったが見晴らしは良くなく、アカヤシオも余りない。銅鑼を叩いて遊歩道でカモシカセンターまで戻る。トイレ休憩を挟んで一ノ谷新道を下る。下山に掛かると人声が途切れる。対面の鎌ヶ岳はもうアカヤシオは終わっている様子。鷲見岩付近で先行のグループが渋滞気味になる。一旦グループを追い越す。咲き掛けの石楠花や満開のシロヤシオが現われる。左に見える中道のキレットなどと比較しながら現地点を確認する。見晴らし台の上の岩場で休憩。ここからの眺めは高度感を感じる。スカイラインが見えてから意外に時間が掛かる。山の家の横を通ってスカイラインに出る。

車のところに戻ると、路脇のラインは私達の車のみになっていた。


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