大洞山・尼ヶ岳


尼ヶ岳から高見山を望む
尼ヶ岳から高見山を望む

【日 時】2011年 8月 4日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】大洞山(1013m)・尼ヶ岳(957m)
【山 域】曽爾(奈良)
【ルート】 (11:20)倉骨峠--(12:25)大洞山雄岳--(12:50)大洞山雌岳--
(14:20)倉骨峠--(15:30)尼ヶ岳--(16:30)倉骨峠
【所要時間】5時間10分
【メンバー 】単独


台風が沖縄に近づいているが。三重南部は雨だが当地方は曇り時々晴れの予報。三峰に行くつもりで出掛ける。スーパーに立ち寄って弁当を購入。美杉に近づくと大洞山に雲が掛っていたので、三峰は止めて大洞山・尼ヶ岳に切りかえる。本日は美杉から倉骨峠に向かう。峠には車はない。台地の上に車を停める。身支度を整え出発する。

まず、大洞に向かう。道路から直接、植林帯に入る。キャンプ場との分岐から傾斜が増す。木の階段を登る。ひと登りして左に曲がる。自然林の中に苔むした岩が続く。登り切ったところに四の峰のプレートが掛かっている。ベンチもある。緩く下ると右に平行して林道が走っている。大洞山まで20分の標識があり、ここからまた急坂になる。尾根道になる。林相が植林帯から自然林に変わる。左側は苔むした岩場になっている。山頂の一角に出る。

雌岳山頂の広場は誰も居ない。強い直射日光が降り注ぐ。伊賀富士をカメラに収めそのまま雄岳に向かう。鞍部からの登り返しは木の階段が整備されている。雄岳山頂も無人だった。先に進みベンチの木陰で休憩タイムとする。対面の倶留尊山・古光山や高見山がスッキリ見える。三峰には雲が掛り行先変更が正解だった、と思う。

雌岳まで戻りそのまま下る。四の峰手前で元気の良い老夫婦と行き交う。峠まで戻って、車で水分を補給。峠から左に林道を見ながら植林帯の中を緩やかに下った後、急な石段を一気に下る。大タワで車道からのルートと出会う。植林帯の中のアップダウンの後、木の階段の急坂になる。登り切ると東海自然道は左に曲がる。尼が岳にはそのまま真っ直ぐに登る。雨上がりでキノコが多い。キツネノカミソリは下山に立ち寄ることにして小休憩。

巻道は良く踏まれ、草木は刈り払われ完全に山道になっている。ジグを切りながら高度を稼ぐ。木々の葉は緑が濃い。傾斜が緩み山頂の広場に出る。北側に掛っていた雲はスッカリ取れ直射日光が容赦無く降り注ぐ。青山高原の風車群や津の市街地や伊勢湾もハッキリ望まれる。山頂風景をカメラに収める。

山頂を後にする。少し上部からキツネノカミソリの群生地に立ち寄る。群生地は意外大きく、上部の方にも咲いていた。以前のルートが使われなくなったのが幸いしてるかも。大タワを通り、石段の登り返し。倉骨峠の車へ。着替えて、家路に就く。

体力調整のつもりの登山だったが、この後、吹き出物が出来てしまい、友人と予定していた山行をキャンセルする羽目になった。どうも暑さに対する体のバランスを崩してしまっているようで、自身の体の状況が把握しかねているのが現状である。


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