朝熊ヶ岳(内宮)


伊良子水道を望む
伊良子水道を望む

【日 時】2011年12月10日(土)
【天 候】
【山 名】朝熊ヶ岳(555m)
【山 域】伊勢(三重)
【ルート】 (10:05)伊勢市駅--(12:45)内宮正宮--(14:25)朝熊ヶ岳--
(15:35)展望台--(16:40)朝熊駅
【所要時間】6時間35分
【メンバー 】単独


前回の参宮街道歩きは外宮までで、この日に内宮を廻り朝熊ヶ岳登山を目指す。晴天で風が弱く朝は今年一番の冷え込みになった。伊勢市駅に10時過ぎに着く。駅前の「ようこそお伊勢さんへ」の大きな石灯篭を見て真っ直ぐ外宮に向かう。まず両親の墓のあるやすらぎ公園に向かう。道路の対面にゼッケンを着けた集団が切れ目無く続く。ウォーキングの大会でもやっているのだろうか。めいりん幼稚園のよこでは太鼓が演技されている。右折してスーパーで食料を仕入れる。坂を登り墓地に着く。掃除をして坂を下り県道に出て右折。距離のある坂を登って下る。猿田彦神社を左に見てR23の信号を右折。土曜のおかげ横丁は賑わっていた。腹が減っていたので買ってきた食料を少し。宇治橋を渡る。玉砂利を運んできたトラックがある。正宮も人でごった返していた。正宮前でが警備員が整理していたが列に進みは牛歩状態。

おかげ横丁の赤福本店は長蛇の列。買うのは諦め五十鈴川に掛かる橋を渡り100Mほど進む。右に曲がり神宮方面に進む。150Mほど進み施設に上がってさらに左方に進む。駐車場は車が二台。左の広い荒れた地道を進む。道を塞ぐような倒木がある。登山道が石が積まれ整備されている。植林帯の暗い道を徐々に登って行く。前方に黙々を地均しをしている人がいた。作業中の横を通らせて貰う。やや道が細くなり、潅木帯に出て坂道になる。コンクリートが横切っている個所があった。気温は低いが南国の陽射しで汗が吹き出る。ある石の上に腰を下して昼食タイムとする。

道路は良く整備されていた。下着が蒸れ寒さを感じ、汗を掻かない程度の歩調にする。傾斜が緩み十町の石標と石地蔵が現れる。左下にスカイラインが走るようになるが直ぐ離れる。坂道となりピークを右に捲く。同じ様なピークをもう一度通過する。紅葉の色ずきがピーク。三十三町石を左に見て車道に掛かった橋を渡る。このルート唯一の展望所で伊勢市街・伊勢湾が望まれる。丸太のベンチで小休憩。

ケーブル駅跡のような石垣がある。石地蔵の町表示が無くなる。井戸を囲う小屋を通り、アンテナ施設の横に出る。天測石碑・一等三角点に立ち寄る。民家の犬は三匹で吠えて、勢い良く飛びかかろうとする。車道に出るとバギー風のタイヤの大きな車が追い越していく。朝熊道との合流点から対岸の知多半島が望まれる。植林帯の近道を通る。山頂のアンテナ施設横に出る。

山頂は刈り払われて展望が良い。鳥羽から知多・渥美半島の三河湾の入口、鈴鹿山脈など伊勢湾が望まれる。答志島・菅島・神島、伊良子水道が間近に感じられる。広場の奥には赤い石標の山頂標石、八大竜王社がある。展望を楽しんでいると、バイクが揚がってきた。「歩いて来たのか」と聞かれる。下の展望所には行かず、山頂を後にする頃乗用車もやって来た。

朝熊峠まで戻り、帰路は植林帯のショートカットルートで一気に下る。ケーブル線跡の近くにムラサキシキブがある。登山口に着く。無人の朝熊駅から帰宅となる。日没となり寒空に伊勢湾から満月が昇った。本日は皆既月食。




ホームページにもどる