口ヶ谷〜周参見(大辺路)


仏坂の下りから周参見方面を望む
仏坂の下りから周参見方面を望む

【日 時】2012年 4月 4日(水)
【天 候】晴れ
【コース】口ヶ谷〜周参見(大辺路)
【ルート】 (8:35)口ヶ谷--(10:30)安居の渡し--(11:30)地主社--
(12:55)周参見
【所要時間】4時間25分
【メンバー 】二人


前日は天候が荒れる予報だったので休養日とした。この日は朝7時前に起床。那智の滝を目指す。川沿いには昨年の台風が運んだ岩がゴロゴロしている。滝の降り口に車を停め石段を下る。滝の壁はそのままだったが社の周辺は岸壁がゴッソリ抉られている。河床には割れて芯を剥き出しにした大木が散在していた。小雨の中を始業前の人が黙々と準備をしていた。車に戻り勝浦に向かう。魚市場では水揚げされた鮪が一面に置かれ競りの準備をしていた。午後から風雨が強くなり、図書館で大辺路の資料を閲覧した。館内は寒かった。私は県外になるが借りられるとのことで、3冊図書を借りた。夕方、晴れ間が広がったが西風が強く、この日も那智の道の駅泊まり。

朝6時起床。簡単に朝食を済ませる。携帯とデジカメのバッテリーを充電しながら出発。串本のコンビニで食料を調達している時に氏から電話コール。既に待ち合わせの海中公園に到着とのこと。約束時間より1時間早い。公園で出会って紀伊周参見に移動するが、駅前に車を停める場所がない。歴史民俗資料館を廻って役場の駐車場に車を停める。車を一台にしてR42を北上。日置川町で右折して鉄道を越え日置川を遡る。安居の口ヶ谷橋を渡った集荷場に車を停め身支度を整え出発。

畑の中の舗装道を進むと仏坂入口の看板がある。車の進入防止用の竹竿を越えると地道になる。日置川の川縁の道となる。川はやや増水気味。道は概ね平坦である。が、昨年の台風の影響か所々崩れたり迂回したところがある。対岸の川沿いに咲く桜が見える。安居の渡し場が仏坂の登り口でここで休憩。汗を掻いたので上着を脱ぐ。

杉林の植林帯の中の仏坂はやや急な登りとなっている。白骨化した動物の頭部が落ちている。「救26大辺路仏坂」と書かれた標識がほぼ等間隔に立って、数字が増えていく。稜線に出たところに桂松跡がある。平坦な道になり仏坂茶屋跡がある。林道を右に横切り再度山道に入る。右側が開け日置川河口方面が見える。植林の中を暫く進むと下りになる。登り始めはいつまで続くかと思われた仏坂も呆気なく終わってしまった。急坂の一気の下りとなる。植林帯からウバメガシなどの暖帯系の林相となる。開けたところからこれから向かう周参見方面が望まれる。不動尊の祠を見ると、下方から水音が聞こえる。入谷の舗装道に出る。大間川に掛る入谷橋の横に地主社があり、川辺で昼食タイムとする。

大間川に沿って県道を南下する。道成りに進み紀勢線の踏切を2回ほど越えると、朝見た歴史民俗資料館に出る。周参見川に掛る橋は橋桁が落ちていた。車のところに戻る。

安居まで移動。安居の渡しのゲートを押して川岸の広場に車を停める。朝登った時には気付かなかったが、対岸には仏坂の看板があった。斜面を駆け上がる風が木の葉を裏返し斑模様を作る。講座など聞きながら暫く時間つぶし。夕刻、案内にあった温泉に行って見るが閉店時間が早く、日置川温泉に変更。志原道の駅で車中泊。


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