富田〜安居・富田〜田辺(大辺路)


富田坂から白浜方面を望む
富田坂から白浜方面を望む

【日 時】2012年 4月 5日(木)
【天 候】晴れ
【コース】富田〜安居・富田〜田辺(大辺路)
【ルート】 (7:15)富田--(7:50)草堂寺--(9:50)安居辻松峠--
(12:00)安居==(12:45)富田--(14:25)朝来--
(16:30)田辺
【所要時間】9時間15分
【メンバー 】二人


前夜は西風が強く車が揺れた。朝6時前に起床して簡単に朝食を済ませる。直ぐに出発して安居の三ヶ川近くの道路脇に車をデポ。車を一台にしてR42を北上。右折して富田橋を渡り富田駅に車を停め身支度を整え出発。

駅前を真直ぐに進み右折。大辺路富田坂の標識のある富田橋を渡りR42を横切る。通学の時間帯のようで自転車に乗った高校生と行き交う。集落の中に入ると車爆音が消え静かになる。山手の方に道成りに進み標識に従い左折する。小さな高瀬川に掛る橋を渡る。草堂寺は大きな立派な佇まい。寺の右手横から竹林を抜け一里塚跡・要害山城跡を見て林道に下りる。山道が始まると思っていたが平坦な林道が続く。ここにも「救1大辺路富田坂」の標識が有る。谷沿いに緩く登っていくと七曲の標識がある。九十九折れの急坂に変わる。白浜方面の展望の利く「救5大辺路富田坂」で一本立てる。

急坂はここまで。ここからは平坦な道になり拍子抜けする。単独の若い下山者と行き交う。安居辻松峠までのピストンとのこと。富田坂茶屋跡には丸太のベンチがある。緑のネットの中には植樹した木がある。南に開けたトラバース道となり海側の山稜が見える。道成りに進むと安居辻松峠に出る。椿との分岐になっており稜線の途中で峠といった感覚はない。左に折れると路幅が広くなり舗装道が入り込んでいる。近くの塩津山には行かず。山稜には車道が通っている。舗装されたジグザグの急な下りとなる。直射日光が当り暑く感じる。塩津山のアンテナ施設を見ながら坦々下っていく。舗装道は送電塔に沿って走り、山道は所々ショートカットしている。左に維持施設や大広場を見て鉄柵が現れるとトイレのある三ヶ川に出る。林道を少し下った道端で昼食タイムとする。

三ヶ川に沿って林道を東進する。道成りに進むと祝い滝や姶良火山灰層の案内がある。梵字塔や庚申塔の辺りは林道が崩れ川に降りて渡渉を余儀なくされる。三ヶ川集落の手前に重機があったが、昨年の台風の復旧の優先順位が低い個所かも。日置川に出る大辺路入口には通行禁止の標識があった。デポした車に乗り富田駅に戻る。氏は中辺路ルートで帰宅するということでここで別れとなる。

時間もあるので田辺まで行くことにする。駅から富田川右岸沿いに北に進む。天然記念物大鯰棲息地の石標がある。白鷺橋手前の血深の渡しは対岸になる。赤い平橋の近くには養魚場や梅乾しの工場がある。郵便橋からR42沿いに進む。若一王子権現の辺りは登り坂になっている。岩崎の交差点でR311と出会う。朝来街に入るが駅の位置が難しい。駅には図書館のような展示室があった。小休憩。

R42を渡り左折。歩道橋を越え再びR42沿いに進む。糠塚を過ぎ土木工場の中を通るが道がない。通り掛った車の人に聞き、R42に沿った道を教えて貰う。この辺りは開発が進み田鶴トンネルは既に存在していない。峠を乗り越すと新しい商業施設があり、道路もバイパスなどが走っている。案内書のルートを辿るのを諦め、田辺市街に向かう車道(県道31)を辿る。道成りに暫く進むと名喜里の交差点に出た。通りかかった高校生に道を尋ねると新庄駅を教えてくれた、文里港を左に見る。市街地の様相となる。坂を登ったところがオオクワシティブラザ。眼鏡屋さんで眼鏡の修理を頼む。坂を下って田辺駅へ。案内所で市街地図を貰う。蟻通神社を通って中辺路・大辺路の分岐石標をカメラに収める。駅まで戻り列車に乗って富田まで戻る。近くのコープのスーパーで食料を仕入れる。椿の道の駅の温泉に浸り志原の道の駅で車中泊。


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