周参見〜田子(大辺路)


長井坂から枯木灘を望む
長井坂から枯木灘を望む

【日 時】2012年 4月 6日(金)
【天 候】晴れ
【コース】周参見〜田子(大辺路)
【ルート】 (6:40)周参見--(9:00)長井坂登り口--(11:00)見老津--(12:00)江住--
(14:00)和深==(15:50)和深--(16:35)田子
【所要時間】9時間55分
【メンバー 】単独


前夜は西風が強く、雨、雷が交じりの車が揺れた。朝6時前に起床して簡単に朝食を済ませる。直ぐに出発してコンビニで食料を買って周参見に向かう。周参見の国道の海側に海水浴場がありその駐車場に車をデポ。身支度を整え出発。

R42沿いに進む。波浪の坂のカーブに近畿大学の水産養魚施設がある。生コン工場前の馬転峠の案内に従い左折して国道と分れる。急な石階段から地道の坂になる辺りで真直ぐ進んでしまい、引き返す。左に鉄道線路を見ながらひと登りで傾斜が緩む。馬転坂も呆気なく終わる。常緑広葉樹帯を抜けると開けた造成地跡に出る。太平洋を望む高台に白い観音像が現れ驚く。谷沿いには戦後開拓地跡がある。国道の上に出る。風が強く西浜には白波が打ちつけている。国道に降りると直ぐに長井坂の案内板がある。左折して舗装道沿いに進み、途中、タオの峠に立ち寄る。境目石や一里塚松跡を見てまた県道に降りる。

和深川沿いの東に鉄道が走り西側に点在する集落の中を進む。田圃には既に水が張られ蛙の声が聞こえる。集落の中にはクジラと象った家屋がある。右にゆるくカーブする手前には和深川王子社がある。丸山の掘割には行かず。集落の端と思われる一軒家の前に熊野古道和深川口の大きな案内板がある。谷を渡り長井坂登り口で一本立てる。

双子山トンネルの上からジグザグの急坂となる。が、この坂も600Mほど登ると平坦な道になり拍子抜けする。大辺路のXX坂と呼ばれるところは皆斯様な作りになっているようだ。常緑広葉樹帯の中を進むと梅畑道の駅の案内がある。段築は分水嶺に盛土を施した土手の道になっている。開けた所からは煌く枯木灘が望まれる。下りに掛ると舗装道に出てアンテナ塔に出る。茶屋の段の案内に従い再度地道を下る。コンクリの建物から見老津の駅が見える。下り切ると長井坂の案内板がある。鉄道を潜りR42に出て見老津駅に着く。

通り掛った老女から「大辺路を歩いているのか」と聞かれる。国道沿いに進みカーブを曲がると見老津の集落の中を通る。殿様坂の上には見老津小学校がある。下校時間か男の子と女の子が手をつないでステップを踏んでいる。喫茶食堂「海」からの海岸ルートは判らず。国道を道成りに進み日本童謡園への交差点から民家を抜ける路地に入る。民家の路地の中に江須之川庚申を確認。江須之川の港はノンビリひと休みしたい雰囲気。江須之川を渡って松の内地蔵を確認。酒井渡船から国道に戻る。みちびき地蔵から国道と分れる。江須小学校から国道に入り江住駅に着く。

ここでデジカメのデータが満杯になる。昨日パソコンへの取り込みを忘れていた。仕方なく携帯のカメラを使用する。水源地バス停手前から標識に従い右折して鉄道を渡る。宇の平見・中平見・大平見の段丘地帯を通過。里野浦には砂浜がある。国道から離れ急坂を登り右に下って木本神社。国道に降りて熊谷バス停から野道の下りになる。国道を渡って和深駅に着く。ここで14時。田子発15時の電車に間に合うか微妙。アウトだとニ時間半待ちになる。デジカメも切れたので14時45分発の電車で周参見まで戻る。車を回収して和深駅に車を移動して再出発する。

駅から下り小さな川を渡る。和深トンネル手前を左折して高台に登る。大師堂を見て船並港に下る。この辺りもノンビリしてひと休みしたいところ。道標を見てコンクリの階段を上がる。国道左手から安指へ登る細道に入る。大師堂・安指平見一里塚を見て国道に戻る。赤瀬小学校の前を通り田子駅に着く。17時の電車に乗って和深で下車。

串本で食料を調達する。田原の国民宿舎の温泉に浸り、車中泊となる。


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