姫〜田原(大辺路)


重畳山から橋杭岩・大島・潮の岬を望む
重畳山から橋杭岩・大島・潮の岬を望む

【日 時】2012年 4月 7日(土)
【天 候】晴れ
【コース】姫〜田原(大辺路)
【ルート】 (7:55)姫--(10:10)重畳山--(11:30)古座町役場--(14:10)田原
【所要時間】6時間15分
【メンバー 】単独


本日は時間がどれくらい掛るか判らないので田原に車を置いて電車で姫に移動する。身支度を整え、始発の電車に乗り、姫に着いたのが7時55分。

北へ伊串の集落の旧道を進む。川の手前の道路の右側に重畳山の案内があるが判り難い。左折して鉄道を越える。緑の津波避難場所の標識がある。延命地蔵のお堂を過ぎてそのまま舗装道を行ってしまう。引き返し真直ぐに右の谷に伸びる道に入る。右に重畳山の標識がある。板状の橋を二つ通過。「拾町」と書かれた石標がある。木の階段の急坂になる。一気に高度を揚げ尾根に出る。尾根の道は太陽の当たる部分はウラジロなどのシダ類に覆われ藪状態になっている。人もあまり入っていない様子で歩き難い。木の間越しに公園施設などが見えるが中々辿り着かない。やっとのことで舗装道に出る。右に曲がり公園・駐車場・トイレのあるところに出る。左に曲がり神王寺への参道を登る。更に南に廻ると東屋のある駐車場に出る。階段を登る。鬱蒼とした森の中に二等三角点のある重畳山に着く。駐車場に戻り、大島、串本、潮の岬、橋杭岩の展望を楽しむ。以前登った時は駐車場からの往復で感慨も無かった。今回はこの風景の中を辿ってきたと思うと印象も深く感じる。

参道前の公園に戻ると、老人達がゲートボールを楽しんでいた。トイレを済ませ尾根伝いに続く2つの駐車場の下段の隅から山道を下る。木の階段の急坂になる。重畳山を振り返ると3つのピークが並んでいる。このルートは近畿自然道にもなっているようだ。小笠山への分岐が2つある。古田に降りて変電所を左に見て古座川河畔に出る。河内橋を渡るが風が強い。上流の州の清暑島は未確認。下流に向かい古座川町役場を左折。

道成りに進み高池小学校を左に見て池野山の集落になる。鳥屋ノ森山登山口の標識がある。県道を進むと左手に風雨で侵食された虫食岩が現れる。名の通り大きく抉られた岩肌に沢山の小穴がある。上部の人口物は部屋になっているのか?県道沿いに進むと地蔵峠の看板が現れる。その標識に従えば良かったが舗装道を進んでしまう。両側に牛を飼っている施設がある。大きく迂回して大辺路と出会う。コンクリの道路壁が続く辺りから地蔵峠への登り口がある。右ハやまみち、左ハさべみちの石標や養蜂箱を見て地蔵峠に着く。傍らには地蔵が奉られ尾根道が横切っている。

植林帯の中を下って沢沿いに進み県道に出る。県道を津荷川沿いに進み、ひとつ峠を越える。佐部に入ると水のない川になる。佐部城跡を右折。見覚えのある田原川沿いに進む。国道に出て田原駅で車を回収。

湯川の四季の里温泉に浸り、3日に借りた本を那智の図書館に返す。「みんなで歩こう熊野古道大辺路・小辺路」の絵本は大変参考になった。道の駅で土産を買って帰途に就く。週末の土曜で車の量は多かった。尾鷲北部付近から北は寒そうな景色になった。大辺路では全く見かけなかった街道歩きの人を伊勢路では数組見かけた。そのグループの中には外人のグループもあった。帰宅して温泉に浸る。久しぶりの長期の遠征で疲れが取れるのに数日を要した。


虫食岩
虫食岩

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