修験業山

バイケイソウ
バイケイソウ

【日 時】2012年 4月19日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】修験業山(1094m)
【山 域】三重
【ルート】 (10:30)若宮八幡宮--(11:20)堰堤--(12:55)高宮--(13:20)修験業山--
(15:15)若宮八幡宮
【所要時間】4時間45分
【メンバー 】単独


春に3日の晴間なしという。2日間晴れて明日からは雨の予報。修験業山に行くことにする。講座を終えて適当に食料を詰め込み、スーパーで弁当を買って名松線沿いに進み国道に出る。興津に出て左折し川沿いに走る。若宮八幡宮の駐車場に着く。ウィークデイにも拘わらず沢山の車が停まっている。お祭りでもあるのか、餅などの出店がある。入口門ではユンボーを使って注連縄を張っている。身支度を整え出発。

真っ直ぐ進むと社務所がある。社務所脇の小道を川沿いに進む。右に山の案内図がある。右岸に渡り、平坦な広い道を進む。木々の若葉が瑞々しい。石碑に「河上のゆついはむらに 草むさず 常にもがもな とこおとめにて」とある。はらいの滝を左に見て橋を渡り滝の上に出る。荒れた急坂を行くと「修験業山 高宮 左へ」と書かれた標識がある。右岸に渡り山道に入る。山腹を捲いて、不動の滝を左に見ながら踏み跡の薄いトラバース道となる。谷を渡り左岸沿いに高捲いて河床に降り、谷を渡渉する。ピンクのテープが目印。堰堤の上で休憩し昼食タイムとする。

テープに従い谷を渡る。この辺りは右、左の上部から崩れた石で一杯の状態になっている。植林帯の急坂になると足場も安定でジグザグに登っていく。右手の崩れに沿って登っていく。一気の急坂で喘登になる。汗が吹き出る。下からの水音も消え、静寂が訪れる。上部になるほどルートは安定する。尾根に達する。タムシバが満開。右に曲がり傾斜が緩む。急傾斜となり、ロープも現れる。急坂をこなすと、枝尾根に出る。少し緩むが痩せ尾根のようなところもある。ここで小休憩。

再度、急傾斜となる。開けたところに出て、振り返ると学能堂山の背後に大洞山・伊賀富士が見える。木の間から栗の木岳が見える。下からのカラオケの音量が五月蝿い。傾斜が緩み、植林帯の中を進むと稜線に出る。バイケイソウが目に飛び込んでくる。右に曲がり縄を潜る。石灰石の混じる自然林の中のルートになる。急坂を登ると西に向いた大門がある高宮に出る。

一旦下り、登り返す。夫婦の下山者と行き交い驚く。開けたところに出る。振り返ると栗の木岳が見える。自然林の中を暫く進む。三等三角点のある修験業山山頂に着く。白山谷からのルートが揚っている。心配していた雨がポツリと落ち始めたので本日はここまでとする。

来た道を辿る。対岸の護摩山は大きな山崩れの跡がある。昨年の雨の影響か。古光山は雲に隠れてしまったが幸い雨は一時的だった。若宮駐車場の車のところに戻る。お祭りは終わったらしく車は数台になっていた。


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