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【日 時】 | 2012年 4月27日(金) |
【天 候】 | 晴 |
【山 名】 | 藤原岳(1171m) |
【山 域】 | 鈴鹿(三重) |
【ルート】 |
(10:30)大貝戸登山口--(11:20)四合目--(13:35)藤原山荘-- (13:55)展望丘--(14:55)天狗岩--(15:40)藤原山荘--(17:10)大貝戸登山口 |
【所要時間】 | 6時40 |
【メンバー 】 | 二人 |
今年は寒かったこともあるが恒例の藤原の福寿草には出遅れた。ダメモトで家内と出掛ける。週末になると人が多くなる。雨上がりで気候は良さそう。グリーンロードを北上、亀山からR306に入る。菰野手前の工事は終わっていた。コンビニでおにぎりを買う。大貝戸の休憩所の駐車場は数台ほどの車。ここまで2時間。スペースに車を止め身支度を整えスパッツを準備して出発する。デジカメを忘れて家内のカメラを使用。聖宝寺コースは通行できないとの案内がある。 鳥居を潜ってユックリ出発。植林帯の中を登って行くと堰堤が左に現れる。堰堤の砂防工事は終わっている。日光が強く木陰だが気温は高く汗が吹き出る。二合目の道脇に石地蔵がある。急な岩場帯を抜け三合目の上部からは新緑の自然林となる。単独行と行き交う。四合目には単独の下山者が休憩中。落葉の広場で休憩しおにぎりを食べる。 陽射しが強く五合目の上からは植林帯の日陰になるとホッと感じられる。家内は数学の課題を声を出して解きながら登る。八合目で小休憩する。既にバイケイソウが葉を広げている。ルートは乾燥して例年の泥濘状態とは雲泥の相違。聖宝寺ルートと出会う。福寿草は既に長けて草になっている。2人組の若い夫婦連れの下山者が多い。九合目で昼食タイムとする。 ここから上部は花を広げた福寿草が現われる。ジグザグの急坂となる。誰もいない藤原山荘に到着。日光は強いが風があり意外に快適。山荘から眺める展望丘には既に雪はない。展望丘に向かう。例年泥濘になる鞍部も乾いている。ミスミソウやショウジョウバカマが咲いている。鞍部から山荘やカンフェルトを眺めながら登り返しとなる。 展望丘からは南西に眺望が展がる。治田峠から銚子ヶ岳へと高度を揚げ、静ヶ岳から竜ヶ岳へと延びた鈴鹿の主脈が望まれる。本日は、琵琶湖・伊吹・白山・御岳など遠方まで視界が利く。景観をカメラに収める。 山荘まで戻り、天狗岩に向かう。緩やかなアップダウンの道となる。伊吹より北は残雪の山々。いつもの場所の福寿草は既に長けていた。白船峠への分岐手前で単独行と出会う。標識を右に見送ると直ぐに天狗岩となる。冬枯れの疎林に中に咲くバイケイソウの緑が青空に映えている。岩場の下に出るひと登りで天狗岩となる。 天狗岩からは一気に落ちこんだ岩場。眺望は頗る良い。展望丘から西尾根のスイカイラインがビューポイントだがここでデジカメのフィルム切れ。土倉岳から御池岳への稜線も真近に望まれる。鈴鹿で雪が唯一残っている。北に行くと御池岳の背後に比良の山々や琵琶湖が望まれ、湖面が光って見える。 時間が経つほど視界が良くなり、名古屋のツインタワーも識別できる。藤原山荘に戻ると人は掃けていた。人には会わず4号目で小憩。駐車場は私の車のみとなっていた。着替えを済ませ帰途に就く。 既に雪はなく、9合目から上の東斜面にからくも福寿草が咲いていた。 ![]() |